ルーロン・ガードナー(米国)が飛行機事故で九死に一生2007年2月28日】







 2000年シドニー五輪グレコローマン130kg級でアレクサンダー・カレリン(ロシア)の五輪4連覇を阻んだルーロン・ガードナー(米国)が小型飛行機の事故に遭遇。水温6度の湖を泳ぎ、火や防寒具のない状況で1夜をすごして救出されるというアクシデントに見舞われた。

 ガードナーは2月25日、ユタ州で友人とともに小型飛行機に乗って遊覧中、飛行機が低空飛行に失敗しパウエル湖に墜落。湖に投げ出されたガードナーらは30分以上泳いで岸にたどりついた。当たりは真っ暗で、やむなく火や防寒具のないまま一夜をすごし、朝になって猟師に救出された。全員、命に別状はないという。

 ガードナーは2002年にもマイナス25度を下回る冬山で遭難し、右足中指を切断するアクシデントに見舞われている。2004年のアテネ五輪を最後に現役を引退している。


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