男子フリースタイルの全日本チームが欧州へ2007年2月28日】







 男子フリースタイルの全日本チームが2月27日、ドイツ経由でトルコ・アンカラへ向けて出発した。3月3〜4日の「ヤシャ・ドク国際大会」に出場し、翌日、ブルガリア・ソフィアへ移動。地元チームと合宿し、16日に帰国する。


 和久井始監督(自衛隊)「全員メダル獲得の高い目標を持って臨む。ブルガリアの合宿場所はいつもと違う高地なので良い練習ができると思う。」

 
和田貴広コーチ(日本協会専任コーチ)「数少ない国際大会なので結果を求めていきたい。軽量級はメダルを狙える選手がいる。他の階級はもう少し上のレベルにいける試合をしてもらいたい。ブルガリアはレベルが全体的に高いので、いい練習をしたい」

 
55kg級・松永共広(ALSOK綜合警備保障)「優勝を目指す。体調とけがに注意したい。ブルガリアには世界チャンピオンがいるので、その選手と少しでも多く練習したい」

 
55kg級・田岡秀規(自衛隊)「試合をたくさんしたい、勝って上位に食い込みたい。何かひとつでも収穫し何かを見つけたい」

 
60kg級・湯本健一(日体大)「ひとつでも多く勝ちたい。自分のレスリングをしたい。デーブ・シュルツ国際大会(米国)は納得できなかったので、納得できる遠征にしたい。北京五輪に向け海外の選手と練習し技を研究したい」

 
60kg級・井上謙二(自衛隊)「優勝を目指す。新ルールでの初めての海外での試合なので力を試したい。結果を意識せずに頑張りたい。ブルガリアではいい環境で練習ができると思う。去年1人で行った所なので知り合いもいて、楽しみもある。去年とは場所が違うが練習をしっかりしたい」

 
66kg級・小島豪臣(周南システム産業)「アジア大会に続いてメダルを取ってきたい。ひとつでも多く何かを学んできたい。」

 
66kg級・米満達弘(拓大)「海外の試合では勝ったことがないので(注・世界ジュニア選手権でアルメニア選手に勝っている)、今回は勝ちたい。ブルガリアの合宿は、日本では体験できないブルガリアの技術を学んできたい」

 
74kg級・長島和彦(クリナップ)「優勝を目指す。合宿では、練習とは思わず、ひとつひとつを試合だと思ってがんばる」

 
84kg級・鈴木豊(自衛隊)「今の自分の実力を知りたい。どんなものか試してきたい。ヨーロッパの選手はレベルが高いのでもう一段階アップ出来るようやっていきたい」

(取材=武田明子)



《iモード=前ページへ戻る》

《前ページへ戻る》