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2007年世界選手権　男子グレコローマン60kg級　展望

　【写真は昨年の表彰式。左から２位＝ベディナーゼ（グルジア）、優勝＝ウォーレン、３位＝エミク（トルコ）、ジャステ（ロシア）】　

　05年優勝のアルメン・ナザリアン（ブルガリア）、06年優勝のジョー・ウォーレン（米国）の２選手が欠場。本命なき闘いとなりそうだが、アテネ五輪優勝で66kg級にアップしたはずの鄭智鉉（チョン・ジヒョン＝韓国）が参戦する。体重調整はどうか。

　他に、今年の欧州王者で、05年に世界３位になっているエウセビウ・ディアコヌ（ルーマニア）、昨年２位で今年のワールドカップでも個人２位に入っているダビッド・ベディナーゼ（グルジア）、アテネ五輪２位で今年のパンアメリカン大会優勝のロベルト・モンゾン・ゴンザレス（キューバ）といったあたりが優勝争いを演じそう。

　ロシアは06年世界ジュニア王者のイスランベック・アルビエフが出てきそう。どんな強さを見せるか。

　もちろん、アジア大会金メダリストの笹本睦（日本）を筆頭に、アジア大会決勝で笹本と接戦を演じた盛江（シェン・チアン＝中国）、05年世界２位のアリ・アショカニ・アグボローグ（イラン）、昨年の大会で笹本を破っているヌルバイト・テンギズバエフ（カザフスタン）らアジア勢の躍進も注目される。

（最終エントリーは試合前日。選手は変更される場合もあります）

※2004〜07年の各種大会の成績 ⇒ クリック（ｐｄｆファイル）