【訃報】吹田市民教室・押立吉男代表(日本協会元副会長)【2008年11月1日】



 日本協会の元副会長で大阪・吹田市民教室の押立吉男代表(左写真)が10月31日、入院先の病院で急性呼吸不全のため死去されました。78歳。

 通夜は11月3日(祝)午後6時、告別式は11月4日(火)1時、いずれも吹田市の公益社千里会館(吹田市桃山台5−3−10、電話06-6832-0034)にて。喪主は長男・押立吉樹氏。

 大阪市立高校から関西大時代にレスリングに親しみ、日本選抜チームのメンバーで海外遠征へも参加。選手を退いたあとは指導者となり、桃山学院大にレスリング部を創設。審判員としても活躍した。1980年に吹田市民レスリング教室を創設し、日本最大のキッズクラブへ成長させた。トータルで2000人を超える選手を指導し、全国大会では2007年まで行われた団体戦で20度の優勝を達成している。元世界チャンピオンの坂本涼子選手、世界チャンピオンの正田絢子選手(現網野ク)、西牧未央選手(現中京女大)、元世界3位の高塚紀行選手(現日大コーチ)らのキッズ時代の恩師。

 1993〜2002年度に日本協会副会長へ。そのほか、全日本学生連盟会長、全国少年連盟会長、全国中学生連盟副会長、西日本学生連盟会長、大阪府協会会長など、多くの要職をこなしてきた。現在は日本協会顧問、桃山学院大名誉監督。

 今年6月から喉の病気などで入退院を繰り返してきた。今月26日には第22回押立杯関西少年少女選手権が無事行われたことを病床で聞き、この時点では意識はしっかりしていた。その翌日あたりから容態が悪化した。


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