男子フリースタイルのメダリスト2人が一夜明け会見【2008年8月21日】



 8月19日に行われた試合で銀メダルを獲得した男子フリースタイル55kg級の松永共広(ALSOK綜合警備保障=右写真の左)と銅メダルの60kg級・湯元健一(日体大助手=同右)が一夜あけた20日、北京市内のジャパンハウスで記者会見に臨んだ。ともに試合を終えてほっとした表情を見せ、今の率直な思いを語った。

 また、この日の午前中で日本選手が出場する全階級が終了し、日本協会の富山英明強化委員長(日大教)が今回の北京五輪を総括してコメントした。


 富山英明強化委員長「今日でやっと終わりました。グレコローマンでは笹本にメダルが期待されたが、メダルをとれず心配した。女子が前回のアテネ五輪と同じメダルを4つ獲得しし、男子も前回と同じ数のメダルをとることができた。銀メダルということで、一歩進んだと思います。ヘルシンキ五輪(1952年)からずっとメダル獲得が続いているので、メダルを取れて安心しました。

 
55kg級・松永共広「悔しい気持ちはあるけど、今はよくやったなと思います。厳しいブロックで勝ち上がれたことがうれしい。今後については、今はちょっと考えられない。ゆっくり休んでから考えたい」

 
60kg級・湯元健一「今はすごくホッとしている。決勝の舞台に立ちたかったが、3位決定戦となってしまった。でも、最後はタックルをとって勝てたからよかった。これからは次のロンドン・オリンピックに向かって頑張っていきたい」


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