全日本女子チームが東京・NTCで合宿スタート【2008年7月10日】






 北京五輪代表4選手を含む全日本女子チームが7月9日、東京・ナショナルトレーニングセンター(NTC)で合宿をスタート。報道陣に練習を公開するとともに、五輪代表選手はこの日発表された五輪用のシングレットを着用して練習に臨んだ。

 試合まで約1ヶ月ということで練習量をセーブしていくことも考えられていたようだが、選手の熱気も手伝って、練習時間はふだんの全日本合宿とあまり変わらない2時間強。日本協会の高田裕司専務理事が吉田沙保里(ALSOK綜合警備保障)や浜口京子(ジャパンビバレッジ)らに頻繁に技術面のアドバイスをおくるなど、協会を挙げての強化姿勢がありあり
(右写真:高田裕司専務理事=向こう側=の見守る中で練習する浜口京子)。浜口にはがぶり返しを入念に指導した。

 高田専務理事は「1ヶ月あれば、まだ技を覚えられる。一番苦しい練習を積まなければならない時期だ」と質の充実を要望。スリッパで道を歩かないことなど、けがをしないことに細心の注意を呼びかけた。栄和人監督は「7月中はとことん追い込みたい、と言ってくる選手もいて、やる気がひしひしと伝わってくる」と、選手の姿勢に満足そうだった。

 合宿は13日まで。


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