浜口京子選手が壮行会「京子祭」で決意表明【2008年7月7日】






 北京五輪の女子72kg級に出場する浜口京子選手(ジャパンビバレッジ)の壮行会「京子祭」が7月6日、東京・浅草ビューホテルで行われ、国内外を問わずに応援に駆けつける浅草応援団を筆頭に約300人のサポーターが集まり、浜口選手の2度目の五輪出場と金メダル獲得を激励した(右写真)

 招待客の中には、世界V6の吉村祥子さんのほか、佐々木(旧姓山本)美憂さん、永島(旧姓山本)聖子さんら世界チャンピオンになりながら、五輪の女子採用決定と時期が合わずにオリンピックの舞台に立てなかった元女子選手、美憂さんの夫でスキーのトリノ五輪代表の佐々木明さん、アーチェリーのアテネ五輪代表の山本博さんらの姿も。

 一堂にステージに立ち、2度目の五輪出場を果たし金メダルを目指す浜口選手を激励。“中年の星”として有名な山本さんは「こんな華やかな壮行会は初めてです」と、京子サポーターの熱に舌を巻いていた。

 父のアニマル浜口さんは「だれにも負けないという気持ちがあれば、だれにも負けない」とあいさつし、北京五輪での金メダル獲得を宣言。浜口選手は「アテネまでの道に比べ、北京までの道は正直言って辛いものがありました。でも、多くの方の支えがあったから乗り越えることができました。どん底からはい上がってオリンピックの出場権を獲得した時が一番うれしかった。自分を信じて伸び伸びやれば、一番輝いているメダルを取ることができると思います」と、やはり金メダル獲得を力強く宣言した
(左写真=最後は、北京での再現を願いつつ親子の十八番で退場)

 浜口選手はアテネ五輪で銅メダルを獲得したあと、世界選手権は2005年から2位、2位、9位。アジア選手権は2006年から3年連続で優勝している。ライバルと目される選手は2年連続世界チャンピオンのスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)と、アテネ五輪金メダリストの王旭(中国)などに絞られている。 


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