全日本女子チームが北海道・定山渓で合宿スタート【2008年6月30日】






 北京五輪の代表選手を含む全日本女子チームが6月29日、北海道・定山渓温泉で合宿をスタートさせた。北海道での合宿は初めて。宿舎から徒歩15分ほどの小学校の体育館に2面マットをしき、約30選手が練習。朝練習は近くの公園を利用する。

 栄和人監督(中京女大職)は「5月下旬の新潟での長期合宿では体力を鍛え、6月中旬の東京での合宿では技術のマスターに力を入れた。今回は実戦を中心にして追い込む練習を主眼としている。心拍数をとことん高め、その状態でさらに厳しい練習を課すことで、本番へ向けての意識を高めたい」と説明。2日目からは10人掛けの練習などを取り入れ、とことん追い込むという。

 新潟・十日町市の桜花レスリング道場も東京のナショナルトレーニングセンターも、寝るところと練習場とが同じところにあるが、今回は別の場所。「違った環境の中ででも力を発揮することが必要。そうした意味でも、いい合宿になると思う」と話した。

 合宿は7月4日まで。


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