ALSOK綜合警備保障の「五輪出場選手壮行の夕べ」が盛大に【2008年6月3日】







 北京オリンピックにレスリング5選手、柔道2選手の計7選手を送るALSOK綜合警備保障の「北京オリンピック出場選手壮行の夕べ」が6月2日、都内のホテルで約800人の招待客を集めて行われ、男子グレコローマン60kg級の笹本睦選手ら代表選手が五輪へ向けての決意を語った。

 「壮行の夕べ」に先立ち、記者会見が行われた
(右写真=左から笹本睦、松永共広、吉田沙保里、伊調千春、伊調馨)。3度目の五輪出場となる笹本選手は「負けた選手を倒すことを目標に、ここまで続けてきた。去年の世界選手権で負けたグルジアの選手(ダビド・ベディナーゼ)に勝てるよう頑張りたい」と、初の五輪となる男子フリースタイル55kg級の松永共広選手は「レスリングを22年間やってきた集大成になるので頑張りたい」と、それぞれあいさつ。

 アテネ五輪に続いての出場となる女子3選手は、いずれも金メダル獲得を目標に掲げ決意表明。48kg級の伊調千春選手は「今度こそ姉妹で金メダルを取る」と、55kg級の吉田沙保里選手は「タックルを返されない練習を積んでいる。アテネ五輪に続いて金メダルを取りにいきます」とコメント。前回金メダルで、その後の3度の世界選手権でも金メダルを取っている63kg級の伊調馨選手は、今回の五輪を「リベンジの五輪」と位置づけ、アテネで達成できなかった姉妹優勝への並々ならぬ決意を話した。

 「壮行の夕べ」には日本協会の福田富昭会長、高田裕司専務理事、笹本、松永の日体大時代の恩師の藤本英男部長、吉田沙保里選手らの中京女大時代の恩師の栄和人監督らも出席。ALSOK綜合警備保障のレスリング界への支援、教え子の育成などを感謝した。

 なお、笹本選手と松永選手は今月、いずれも欧州へ遠征し、合宿とドイツ・グランプリ出場で最後の海外修行を行う。

約800人が集まり、柔道2選手を含む5選手の北京オリンピックでの健闘を期待した。 チームを支えた(左から)川上修由部長、栄和人・中京女大監督、大橋正教監督、伊調寿行コーチ。 ALSOKのパーティーの名物となったALSOK銘柄のビール、ワイン、焼酎。


《iモード=前ページへ戻る》

《前ページへ戻る》