長谷川恒平(福一漁業)は五輪出場権を取れず…北京五輪予選最終ステージ第1戦第1日【2008年5月9日】






 【イタリア・ローマ、ビル・メイ記者】男子グレコローマンの北京オリンピック出場権獲得予選最終ステージ第1戦は5月9日、イタリア・ローマンで開幕。2階級が行われ、55kg級の長谷川恒平(福一漁業)は1回戦で07年欧州3位のブガール・ラギモフ(ウクライナ)に黒星。ラギモフが2回戦で敗れたために敗者復活戦に回れず、五輪出場権を取れなかった。

 84kg級は出場権獲得済みで、日本選手は出場していない。

 長谷川の成績は下記の通り。(撮影=ビル・メイ記者)


 ◎男子グレコローマン

 
【55kg級】長谷川恒平(福一漁業)    25選手出場

1回戦 ●[0−2(1-5=1:45,1-2)]Vugar Ragimov(ウクライナ)

 《試合経過》第1ピリオドのスタンド戦で0−0のあと、グラウンドの攻撃権を得た長谷川はガッツレンチで1−0とリード。しかし、防御では相手にリフトされて、5点技に投げられてテクニカルフォールでこのピリオドを終了。第2ピリオド、長谷川がスタンド戦の1分間の終わる直前に一本背負いをミスして相手に1点。グラウンドの防御で再びリフトされたものの、うまく切って1失点に抑えた。しかし長谷川の攻撃でガッツレンチを1度かけただけに終わり、1−2で試合終了。

【1回戦1P】長谷川(赤)がガッツレンチで1点を先制。 【1回戦1P】しかし防御で5点となるリフトを受けてしまった。 【1回戦2P】2度目のリフトはこらえ、1失点。 【1回戦2P】ガッツレンチで1点を返したが、1−2で終了。


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