96kg級のベラルーシとアルメニアの順位をはく奪…北京五輪予選最終ステージ第1戦第2日【2008年4月20日】









  【スイス・マルティニー、ビル・メイ記者】4月19日に行われた男子フリースタイルの北京オリンピックの出場権獲得予選最終ステージ第1戦の96kg級で、3位決定戦で闘ったルスラン・シェイコフ(ベラルーシ)とシャミル・シティノフ(アルメニア)と一戦(ベラルーシの勝ち)は、「スポーツマンシップに反する行動」として、両者失格、順位はく奪の処分がくだった。シティノフにやる気がなく、無気力な試合だった。

 このため、もう1人の5位だったルイス・ビベネス(ベネズエラ)が3位に繰り上がり、五輪出場権を獲得。小平清貴(警視庁)の順位が8位から6位に繰り上がった。

 国際レスリング連盟(FILA)のラファエル・マルティニティー会長は「両者のこうした試合態度を見過ごすことはできない。断固たる処置をとる。子供たちでさえ、この試合がおかしいことを理解できる」と話し、罰金と1年間の出場停止の処分を予定しているという。



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