男子グレコローマンの全日本チームが合宿スタート【2008年4月7日】








 男子グレコローマンの全日本チームが4月6日、東京・ナショナルトレーニングセンター(NTC)で合宿をスタート。北京五輪予選最終ステージへ向けて再スタートを切った。

 伊藤広道コーチ(自衛隊)は、アジア選手権の反省を踏まえ、「絶対に守りに入らないこと。常に攻撃の気持ちを持ち、自分の技を仕掛けること」を重点的に指導。アジア選手権で出場権を取った84kg級の松本慎吾(一宮運輸)も、出場権を取りにいく選手と同じようなハードな練習に打ち込み、スタンドの反復練習に力を入れたという。

 嘉戸洋コーチ(環太平洋大教)は「出場権を持っている選手も同じように練習させる。チームで出場権を取りに行く。チーム力というのは大きい」と話し、出場権を持っている、取りに行くにかかわらず、厳しい練習で一体感をつけさせるという。

 きょう6日で欧州選手権が終わり、予選最終ステージに出てくる選手も予測できるので、その研究と対策も取り入れていくという。

 合宿は12日まで。今回の合宿で次の大会(5月3〜4日、ポーランド・ワルシャワ)に挑む選手を決める予定という。



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