2007年度ミズノ・スポーツメントール賞ゴールドに中京女大・栄和人監督【2008年3月4日】







 選手の強化・育成やスポーツの普及振興に貢献した指導者を表彰するミズノスポーツ振興会の2007年度スポーツメントール賞のゴールドに、中京女大の栄和人監督(日本協会女子ヘッドコーチ)が選ばれた。吉田沙保里、伊調千春・馨(いずれも現在はALSOK綜合警備保障)の五輪メダリスト、世界チャンピオンを育てた指導力が評価された。レスリング界からゴールドを受賞したのは、2001年度に富山英明・日大監督(日本協会強化委員長)が山本聖子選手の世界V3に貢献したことが認められて選出されて以来2人目。

 栄監督は「私だけの力ではなく、大学や日本協会、綜合警備保障、全日本チームのコーチなどの尽力があればこその賞。多くの方々に感謝するとともに、この賞に恥じないだけの成績を今後も残せるよう努力を続けたい。これからも多くの方々にご協力をお願いしたい」と話した。

 同賞はミズノスポーツ振興財団が(財)日本体育協会、(財)日本オリンピック委員会と共催で1990年度に制定。メントールとは「すぐれた指導者」を意味し、優秀な指導者の育成を目的としている。スポーツメントール賞ゴールド、スポーツメントール賞シルバー、スポーツメントール賞があり、ゴールドはこれまでに柔道の山下泰裕氏やソフトボールの宇津木妙子氏らが受賞している。

 レスリング界からの受賞は下記の通り(無印はスポーツメントール賞)。


1996年度 シルバー 上田幸夫氏(日本協会スポーツ医科学委員)

1998年度        下田正二郎氏(山梨学院大部長)

2000年度        土方政和氏(警視庁監督)、大沢友博氏(茨城・霞ヶ浦高監督)

2001年度 ゴールド  富山英明氏(日大監督)

2002年度        浜口平吾氏(浜口ジム代表)

2003年度 シルバー 木名瀬重夫氏 (日本協会専任コーチ)

2004年度        宮原厚次氏(自衛隊監督)

2006年度        金浜良氏(ジャパンビバレッジ・コーチ)、福田耕治氏(大阪・同志社香里高教)



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