全日本女子チーム&女子ジュニア・エリート合宿がスタート【2008年2月9日】







 全日本女子チームと昨年の全国高校生女子選手権の3位入賞選手によるジュニア・エリート選手の合同合宿が2月8日、東京・ナショナルトレーニングセンター(NTC)でスタート。全日本チーム31選手、ジュニア・エリート選手24選手の計54選手に加え、首都圏の大学選手や中学3年生選手も通いで参加し、総勢70選手近くの女子選手が集まって熱気ある練習が展開された(右写真=6面マットに70人近い選手が集まった女子合宿)

 日本協会の栄和人・女子ヘッドコーチは、70人近い女子選手が集まっての練習は、「おそらく日本で初めてだろう」と言う。同ヘッドコーチは、富山英明強化委員長も姿を見せて若手の練習を熱心に見守るなど日本協会の期待をひしひしと感じたようで、「多くのチームが一致団結して強化をはかりたい」と話した。

 昨年までも行っていたジュニア・エリートの合宿だが、今年度は全日本チームと合同合宿で実施することになった。担当の東京・安部学院高の成富利弘監督は「ナショナルチームと一緒に練習することで、自分の実力がどのあたりにあるのかが肌で分かる。トップ選手の技や練習への姿勢を見てこそ学ぶものが分かるのであり、話を聞いただけでは本当に分からない」とその効果を説明。6面マットのあるNTCができたことで、今後の継続開催を希望した
(左写真=選手を激励する日本協会の富山英明強化委員長)

 合宿は11日まで。その後は4月まで全日本合宿が組まれてないため、アジア選手権(女子は3月20日、韓国・済州島)前の最後の全日本合宿となる。なお、同選手権の72kg級以外の日本代表はこの合宿中に決定される予定。



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