北京五輪代表7選手を含む296選手がエントリー…天皇杯全日本選手権【2009年11月20日】



 天皇杯全日本選手権(12月21〜23日、東京・代々木第2体育館)のエントリーが11月17日、ひとまず締め切られ、男子グレコローマン100選手、男子フリースタイル116選手、女子80選手の合計296選手がエントリーした。このあと、全国社会人オープン選手権(11月21〜22日、東京・スポーツ会館)と東日本学生秋季新人戦(11月24〜26日、東京・駒沢体育館)で資格を獲得した選手のエントリーを受け付けるので(11月27日必着)、最大で28選手が加わる。

 その後、男子強化委員会(11月30日予定)と女子強化委員会(12月1日予定)でエントリー選手の資格審査、所属長推薦選手の選考を行い、最終的に1階級16選手以内を基準に出場選手が決まる。

 男子では、2008年北京五輪のグレコローマン60kg級代表の笹本睦(ALSOK綜合警備保障)、フリースタイル60kg級代表の湯元健一(ALSOK綜合警備保障)、同66kg級代表の池松和彦(福岡大助手)の3選手が、いずれも五輪と同じ階級にエントリー。今年の世界選手権フリースタイル66kg級銅メダルの米満達弘(自衛隊)も66kg級に参加する。

 女子は北京五輪代表の4選手がエントリーした。48kg級の伊調千春(ALSOK綜合警備保障)は51kg級に申請し、55kg級の吉田沙保里(ALSOK綜合警備保障)、63kg級の伊調馨(ALSOK綜合警備保障)、72kg級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)はいずれも同じ階級にエントリーした。吉田以外の3選手は出場資格がないため、強化委員会の推薦を受ける必要がある。

 現役復帰した世界V4の山本聖子(スポーツビズ)は63kg級にエントリー。この階級には伊調馨、2年連続世界チャンピオンの西牧未央(中京女大)とともに3人の世界チャンピオン経験者がそろった。同じく世界V4の正田絢子(京都・網野高教)は59kg級にエントリーした。


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