アテネ五輪女子63kg級銀メダリストのサラ・マクマン(米国)が現役復帰、グラップリングにも挑戦…サンキスト・オープン【2009年10月27日】



 10月24〜25日に米国アリゾナ州フェニックスで行われた「サンキスト国際オープン大会」の女子63kg級に、アテネ五輪銀メダリストのサラ・マクマン(米国)が出場。五者リーグ戦を勝ち抜いて優勝した。昨年春の北京五輪代表選考会でランディ・ミラーに負けて2位になった以来の実戦のマット。この間に長女をもうけていた。

 マクマンはこの大会に採用されたグラップリングの世界選手権代表選考会の63kg級にも出場し、3位に入賞していた。レスリングを続行するか、グラップリングに挑むか注目される。

 51kg級はカナダ選手同士の決勝となり、ジェネビーブ・ハレイが北京五輪48kg級金メダリストのキャロル・ヒュンを破って優勝。72kg級は2005年世界チャンピオンのアイリス・スミス(米国)が今年のワールドカップ個人優勝のステファニー・リー(米国)を破って優勝した。

 男子は両スタイルとも全階級で米国選手が優勝。フリースタイルでは、84kg級でクリス・ペンドルトンが北京五輪74kg級代表のベン・アスクレンを破った。グレコローマンでは60kg級で2007年世界選手権代表のジョー・ベターマンが勝つなどしたが、新人が目立った。


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