イランのフリースタイル復活か…世界選手権の前哨戦・ポーランド２大会成績【2009年８月21日】
世界選手権の前哨戦と言われる男子フリースタイルの「ジオルコウスキ国際大会」が８月13〜14日にポーランド・ワルシャワで、男子グレコローマンの「ピトランシンスキ国際大会」が８月15〜16日にポーランドのマイスロビスで行われた。
「ジオルコウスキ国際大会」は、イランが66kg級アジア王者のメフディ・タガビら４階級で優勝し、銀メダルも２個獲得。昨年の北京五輪では銅メダル１個と振るわなかったイランのフリースタイルだが、今年は復活するか？ ただし、60kg級で2006年世界王者となり北京五輪３位のモハマディ・セイェドムラドが決勝でアゼルバイジャンの新鋭に敗れた。
ロシアも２階級で勝ち、96kg級はアテネ五輪と2005〜07年世界選手権で優勝しながら北京五輪出場を逃したハジムラド・ガチャロフが勝った。
「ピトランシンスキ国際大会」は、ドイツとブルガリアが２階級ずつで優勝したほか、ロシア、デンマーク、グルジアが優勝した。
各階級のメダル獲得選手は下記の通り。
◎ジオルコウスキ国際大会成績（男子フリースタイル）
【55kg級】
［1］Victor Lebedev（ロシア）
［2］Abbas Dabbaghi（イラン）
［3］Mykola Aivazian（ウクライナ）
［3］Konon Matarkin（ロシア）
【60kg級】
［1］Haibula Salov（アゼルバイジャン）
［2］Mohammadi Sayedmorad（イラン）
［3］Adam Blok（ポーランド）
［3］Vasyl Fedoryshyn（ウクライナ）
【66kg級】
［1］Mehdi Taghavi（イラン）
［2］Ramazan Sahin（トルコ）
［3］Chalva Abajev（グルジア）
［3］Albert Batyrav（ベラルーシ）
【74kg級】
［1］Goudarzi Sadegh（イラン）
［2］Asraf Alijev（アゼルバイジャン）
［3］Seifaddin Osmanov（カザフスタン）
［3］Kiril Terziev（ブルガリア）
【84kg級】
［1］Lashgari Ehsan（イラン）
［2］Albert Saritov（ロシア）
［3］Anzor Urishev（ロシア）
［3］Sarif Sarifov（アゼルバイジャン）
【96kg級】
［1］Khadimurad Gatsalov（ロシア）
［2］Saied Abrahimi（イラン）
［3］Ruslan Sheikav（ベラルーシ）
［3］Edgar Yenokyan（アルメニア）
【120kg級】
［1］Masoumi Fardin（イラン）
［2］Marid Mutalimov（カザフスタン）
［3］Dimitar Kumchev（ブルガリア）
［3］Maksim Porhorov（アゼルバイジャン）
◎ピトラシンスキ国際大会（男子グレコローマン）
【55kg級】
［1］Vanelin Venkov（ブルガリア）
［2］Vugar Ragymov（ウクライナ）
［3］Aleksandar Kostadinov（ブルガリア）
［3］Peter Modos（ハンガリー）
【60kg級】
［1］Youri Denisov（ロシア）
［2］Andre Berg Stig（ノルウェー）
［3］Ivo Angelov（ブルガリア）
［3］Ede Komarom（ハンガリー）
【66kg級】
［1］Markus Thaetner（ドイツ）
［2］Adam Kurak（ロシア）
［3］Edgaras Venkaitis（リトアニア）
［3］Steeve Guenot（フランス）
【74kg級】
［1］Mark Madsen（デンマーク）
［2］Evgeniy Popov（ロシア）
［3］Konstantin Schneider（ドイツ）
［3］Danyal Gadzhiev（ロシア）
【84kg級】
［1］Jan Fisher（ドイツ）
［2］Melonin Noumonvi（フランス）
［3］Oleg Sholikov（ロシア）
［3］Zoltan Fodor（ハンガリー）
【96kg級】
［1］Kaloyan Dinchev（ブルガリア）
［2］R.C. Johnson（米国）
［3］Jimmy Lidberg（スウェーデン）
［3］Goerge Zlatanski（ブルガリア）
【120kg級】
［1］Dimitri Javakhishvili（グルジア）
［2］Dremiel Byers（米国）
［3］Mihaly Deak-Bardos（ハンガリー）
［3］Lucasz Banak（ポーランド）