米国から帰国の松永共広(ALSOK綜合警備保障)が団体戦に出場【2009年7月5日】

(文=増渕由気子)



 北京五輪フリースタイル55s級銀メダリストの松永共広(ALSOK綜合警備保障)が、7月4日に行われた全日本社会人選手権(埼玉・和光市立総合体育館)の団体戦で、北京五輪以来の公式戦に臨んだ(左写真)

 松永は実業団の団体戦にエントリーし、前川製作所との決勝戦(初戦)の66s級での出場。約1年も公式戦から遠ざかっているが、4月に渡米し、米国のナショナルチームなどの間で練習していてマットから離れてはいなかった。日本には6月29日に帰国し、その直後の試合となったが、“ブランク”はないため、相手の中井伸武にストレートで勝利した。

 レスリングの勘は鈍っていないものの、公式の試合は久々だったため、「勝ててよかったです」と安堵の表情を浮かべていた。このあとは、しばらく日本に滞在するそうだが、その後は再び海外留学に出発する予定だという。


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