三村冬子、堀内優(ともに日大)が通算6年連続優勝…JOC杯ジュニアオリンピック第1日【2009年4月26日】



 JOC杯ジュニアオリンピックは4月25日、神奈川・横浜文化体育館で開幕、女子の決勝までが行われ、ジュニア48kg級の三村冬子(日大)がこの階級で4年連続優勝を達成、同51kg級も堀内優(日大)が2連覇。ともにカデット時代から合わせて6年連続優勝を達成した。

 堀内は5月2日からアジア選手権(タイ・パタヤ)を控えているにもかかわらず出場し、途中、痛めている右肩を気にする場面もあったが、危なげなく優勝。2年連続JOC杯を受賞した(右写真)。また、アジア選手権59kg級代表の伊藤友莉香(環太平洋大)もジュニアで初優勝を遂げた。

 他に44kg級の藤川千晶(埼玉・埼玉栄高)、63kg級の佐藤文香(愛知・至学館高)、67kg級の飯島千晶(東京・阿部学院高)が昨年に続いて優勝した。佐藤、飯島はカデットの部と合わせ3年連続優勝。

 カデットの部では、40kg級の奥野里奈(一志ジュニア)と70kg級の橋本千紘(東京・安部学院高)が昨年の38kg級に続いて優勝した。

 オリンピック・ゴールドメダリスト賞は、ジュニアの部は伊藤が、カデットの部は60kg級の村田夏南子(東京・安部学院高)がそれぞれ受賞した。

 各階級の成績は下記の通り(撮影=増渕由気子)。


《トーナメント表》
女子ジュニア 女子カデット

 ◎女子

 【ジュニア】

 ▼44kg級[1]藤川千晶(早大)、[2]加賀美祐紀(埼玉・花咲徳栄)、[3]中谷亜衣(山口・防府高)

 ▼48kg級[1]三村冬子(日大)、[2]西のどか(早大)、[3]明尾弥紀(環太平洋大)、長沼美香(中京女大)

 ▼51kg級[1]堀内優(日大)、[2]大山礼佳(中京大)、[3]平野遥香(東京・安部学院高)、清水愛(東洋大)

 ▼55kg級[1]新井千明(早大)、[2]嶋田実結(青森・青森商高)、[3]平田幸子(法大)、木下茜(埼玉・埼玉栄高)

 ▼59kg級[1]伊藤友莉香(環太平洋大)、[2]隈部千尋(添上高)[3]吉元清香(環太平洋大)、平野翔子(東海大)

 ▼63kg級[1]佐藤文香(中京女子大)、[2]立光志織(OHJI DRIVING SCHOOL)、[3]歌田圭純(東京・安部学院高)、宇野杏奈(日体大)

 ▼67kg級[1]飯島千晶(日大)

 ▼72kg級 なし


 【カデット】

 ▼38kg級[1]坂上楓舞希(GOLD KIDS)

 ▼40kg級[1]奥野里奈(一志ジュニア)、[2]井手遥(大阪・同志社香里中)、[3]宮田里菜(マイスポーツハウス)、狩野美咲(長崎・島原翔南高)

 ▼43kg級[1]岡本佳子(北九州クラブ)、[2]三浦美優(沼津クラブ)、[3]藤田麻美(静岡・焼津中央高)、館野文音(木口道場)

 ▼46kg級[1]阿部千波(愛知・至学館高)、[2]入江ゆき(小倉商業高)、[3]植野さくら(京都・網野高)、伊藤千草(埼玉栄高)

 ▼49kg級[1]太田理穂(山口・柳井学園高)、[2]増田奈千(堺女子高)、[3]青野ひかる(静岡・焼津中央高)、竹下栞(東京・安部学院高)

 ▼52kg級[1]田中亜里沙(埼玉・埼玉栄高)、[2]坂野結衣(大阪・吹田市民教室)、[3]斉藤ほのか(東京・安部学院高)、丸山寛奈(青森・青森商業高)

 ▼56kg級[1]伊藤彩香(愛知・至学館高)、[2]小黒真愛(埼玉・早大本庄高)、[3]望月芙早乃(東京・安部学院高)、木村早耶香(東京・安部学院高)

 ▼60kg級[1]村田夏南子(東京・安部学院高)、[2]加藤優希(東京・安部学院高)、[3]上原榛奈(群馬・前橋西高)、古市雅子(JOCアカデミー)

 ▼65kg級[1]土性沙羅(三重・一志ジュニア)、[2]高村愛(大阪・堺女高)、[3]吉井瑞江(群馬・富岡実業高)

 ▼70kg級[1]橋本千紘(東京・安部学院高)、[2]新井明恵(群馬・富岡実高) 、[3]菅原愛美(群馬・関学大付属高)


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