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田中幸太郎(早大)が銀メダル獲得…世界ジュニア選手権最終日(男子フリースタイル)【2010年7月26日】


 世界ジュニア選手権最終日は7月25日、ハンガリー・ブダペストで男子フリースタイル4階級が行われ、66kg級の田中幸太郎(早大=右写真)が銀メダルを獲得した。男子の銀メダルは2005年55kg級の稲葉泰弘(現警視庁)以来。55kg級の矢後匡平(日大)は4回戦まで進んだ後、敗者復活戦に回って敗れ7位に入賞した。

 66kg級の田中は初戦の2回戦でドイツ選手、3回戦で米国選手を撃破。4回戦で昨年アジア・ジュニア選手権2位のミルベク・アブディルダエフ(キルギス)を破り、準決勝で昨年5位のアントン・アファナシュウム(ベラルーシ)を破った。決勝ではアラン・ゴガエフ(ロシア)に0−2(0-1,0-3)で敗れた。

 55kg級の矢後匡平(日大大)が2勝して4回戦へ進んだあと、今年の欧州ジュニア1位のトグラル・アスガロフ(アゼルバイジャン)と昨年アフリカ・ジュニア王者のイブラヒム・ファラグ・アブデルハキム(エジプト)に連敗した。

 84kg級の殿村幸城(早大)と120kg級の岡倫之(日大)はともに初戦黒星。岡は敗者復活戦に回ったが、欧州ジュニア王者に敗れ、勝ち上がれなかった。

 各選手の成績は下記の通り。男子フリースタイルは前日と合わせて「銀1・銅1」を獲得し、昨年のメダル0の屈辱をはね返した。




 ◎男子フリースタイル

 
【55kg級】矢後匡平(日大)          7位=34選手出場
1回戦  BYE
2回戦 ○[2−0(1-0,1-0)]Ion Drucenschi(モルドバ)
3回戦 ○[2−0(1-0,5-0)]Nayden Zhivkov Ivanov(ブルガリア)
4回戦 ●[0−2(0-5,0-1)]Toghrul Asgarov(アゼルバイジャン)
敗復戦 ●[0−2(0-1,1-1L)]Ibrahim Farag Abdelhakim(エジプト)

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 【66kg級】田中幸太郎(早大)       2位=34選手出場
1回戦   BYE
2回戦  ○[2−0(TF6-0,1-1)]Lennard Wickel(ドイツ)
3回戦  ○[2−1(2-0,0-2,3-0)]Jason Lyle Chamberlain(米国)
4回戦  ○[2−0(1-0,TF7-0)]Mirbek Abdildaev(キルギス) 
準決勝 ○[2−0(2-0,4-0)]Anton Afanasyeu(ベラルーシ)
決  勝 ●[0−2(0-1,0-3)]Alan Gogaev(ロシア)

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 【84kg級】殿村幸城(早大)       25選手出場
1回戦  BYE
2回戦 ●[フォール、1P(F5-7)]Masoud Rostam Feizollahi(イラン)

 ※敗者復活戦へは回れず

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 【120kg級】岡倫之(日大)        18選手出場
1回戦  BYE
2回戦 ●[0−2(TF0-6,1-2)]Taha Akguel(トルコ)
敗復戦 ●[0−2(TF0-7,TF1-8)]Giorgi Sakandelidze(グルジア)



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