霞ヶ浦（茨城）が３連覇、地元・浦添工は史上初のベスト４…インターハイ第２日（学校対抗戦）【2010年８月４日】
三笠宮賜杯全国高校総体（インターハイ）レスリング競技第２日は８月３日、沖縄・石垣市総合体育館で学校対抗戦の決勝までが行われ、優勝候補筆頭の霞ヶ浦（茨城）が決勝で秋田商（秋田）を４－３で下し、３年連続21度目の優勝を遂げた。
霞ヶ浦は３回戦の宮崎工（宮崎）、準々決勝の香川中央（香川）ともに６－１で退けて、順調な勝ち上がりを見せた。決勝の秋田商戦では、軽中量級で３敗を喫して苦境に陥ったが、最後は“常勝霞ヶ浦”の意地がさく裂。84㎏級の松野裕也が２－１で競り勝って３勝目を挙げ、120㎏級の不戦勝を合わせて４勝とした。
決勝では敗れたが準優勝の秋田商は、準々決勝の花咲徳栄戦で120㎏級の斎藤拳斗がねんざで負傷。ドクターストップがかかり、準決勝の飛龍（静岡）戦以降は欠場というアクシデント。飛龍戦は４－３で勝ち抜いて健闘したが、決勝は屈した。
地元・沖縄の浦添工は準々決勝で育英（兵庫）を６－１で撃破。準決勝で霞ヶ浦と対戦したが１－６で敗れた。沖縄勢がベスト４に進出したのは史上初の快挙。地元開催に花を添えた。
最優秀選手賞は、優勝した霞ヶ浦の坂本悠太が受賞した（右上写真）。４日からは個人戦が行われる。
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| 優勝 霞ヶ浦（茨城） | ２位 秋田商（秋田） | ３位 浦添工（沖縄） | ３位 飛龍（静岡） |
《トーナメント表、内訳成績》＝ｐｄｆファイル》
| トーナメント表 | １回戦 | ２回戦 | ３回戦 | 準々決勝 | 準決勝・決勝 |
◎学校対抗戦
▼３回戦
霞ヶ浦（茨城）○［６－１］●宮崎工（宮崎）
香川中央（香川）○［５－２］●山形商（山形）
浦添工（沖縄）○［５－２］●八千代松陰（千葉）
育英（兵庫）○［５－２］●北佐久農（長野）
秋田商（秋田）○［４－３］●岐南工（岐阜）
花咲徳栄（埼玉）○［７－０］●韮崎工（山梨）
網野（京都）○［５－２］●島原（長崎）
飛龍（静岡）○［６－１］●いなべ総合（三重）
▼準々決勝
霞ヶ浦（茨城）○［６－１］●香川中央（香川）
浦添工（沖縄）○［６－１］●育英（兵庫）
秋田商（秋田）○［４－３］●花咲徳栄（埼玉）
飛龍（静岡）○［４－３］●網野（京都）
▼準決勝
霞ヶ浦（茨城）○［６－１］●浦添工（沖縄）
秋田商（秋田）○［４－３］●飛龍（静岡）
▼決勝
霞ヶ浦（茨城）○［４－３］●秋田商（秋田）
