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北京五輪男子フリー55kg級金メダルのヘンリー・セジュド(米国)が現役復帰か?【2010年8月14日】


 2008年北京五輪の男子フリースタイル55kg級金メダリストのヘンリー・セジュド(米国=22歳)が、2012年ロンドン五輪へ向けて現役復帰することが確実になった。米国レスリング協会のホームページが伝えた。

 同選手は北京五輪の決勝で松永共広選手を破って金メダルを獲得
(右写真)。米国レスリング界の伝統を守るとともに、メキシコからの不法移民の子から栄光をつかんだサクセス・ストーリーが話題となった。北京五輪後、総合格闘技に挑戦かとも言われ、実際に総合格闘技ジムのアメリカン・トップチームで練習を積み、総合格闘技の本場のブラジルにも修行に行っている。

 理由は不明だが、総合への挑戦よりレスリングでロンドン五輪を目指すことを決意した。早ければ今年11月にニューヨークで行われるNYACホリデー国際大会で復帰を果たすという。階級は60kg級も考えられるとのことだが、弟が60kg級で闘うことになった場合は、「兄弟対決はしたくない」として、北京五輪と同じ55kg級になる予定。



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