岡太一(拓大)が両スタイル制覇で文部科学大臣杯…全日本学生選手権最終日【2010年8月30日】
全日本学生選手権最終日は8月29日、大阪・堺市立金岡公園体育館で男子フリースタイルの決勝までが行われ、グレコローマン84s級を制した岡太一(拓大)が、フリースタイル96kg級でも抜群の力を発揮。決勝戦で鈴木啓仁(早大)を2−1で破って優勝し、今大会唯一の両スタイル制覇を成し遂げた。岡は、両スタイルの最優秀選手に与えられる文部科学大臣杯を受賞した(右写真=右は拓大・須藤元気監督)。
60s級の石田智嗣(早大)は昨年の66s級に続いての優勝。今大会は、クリンチなし無失点と完ぺきな内容でフリースタイルの優秀選手に選ばれた。早大勢では、他に66s級の田中幸太郎が初優勝を飾った。
74s級の高谷惣亮(拓大)も磐石な強さで2年連続優勝。決勝では、1年生で決勝に上がってきた北村公平(早大)に完勝した。
55s級と84s級は専大勢が制覇。55s級は2年生の半田守が、84s級は主将の鈴木聖二が初優勝を飾った。120s級はグレコローマン2位の相沢優人(日大)がレベルの差を見せつけて優勝した。
最多フォール賞は66kg級花山和寛(早大)の4試合。最短フォール賞は鈴木(専大)の9秒だった。
グレコローマンと女子の優秀選手賞も発表され、グレコローマンは66s級の岡本佑士(拓大)、女子は59kg級の佐藤文香(至学館大)が受賞した。
各階級の成績は下記の通り。
《一覧表・トーナメント表》=pdfファイル
男子フリースタイル | 一覧表 | 55kg級 | 60kg級 | 66kg級 | 74kg級 | 84kg級 | 96kg級 | 120kg級 |
個 人 賞 |
◎男子フリースタイル
【55kg級】
▼準決勝
半田守(専大)○[2−0]●鈴木優大(明大)
矢後匡平(日大)○[2−1]●荻原健汰(専大)
▼決勝
半田守(専大)○[2−1]●矢後匡平(日大)
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【60kg級】
▼準決勝
石田智嗣(早大)○[2−0]●入江和久(東洋大)
松本桂(早大)○[2−0]●鈴木康寛(拓大)
▼決勝
石田智嗣(早大)○[2−0]●松本桂(早大)
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【66kg級】
▼準決勝
田中幸太郎(早大)○[2−0]●間瀬雄介(専大)
岩永翔吾(日大)○[2−0]●安田友貴(中大)
▼決勝
田中幸太郎(早大)○[フォール、1P1:21]●岩永翔吾(日大)
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【74kg級】
▼準決勝
高谷惣亮(拓大)○[2−0]●脇田康平(東洋大)
北村公平(早大)○[2−0]●倨V謙(国士舘大)
▼決勝
高谷惣亮(拓大)○[2−0]●北村公平(早大)
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【84kg級】
▼準決勝
鈴木聖二(専大)○[2−1]●天野雅之(中大)
山口剛(早大)○[2−1]●永田裕城(日大)
▼決勝
鈴木聖二(専大)○[2−0]●山口剛(早大)
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【96kg級】
▼準決勝
岡太一(拓大)○[フォール、3P0:29]●金澤勝利(山梨学院大)
鈴木啓仁(早大)[2−1]●大阪昴(早大)
▼決勝
岡太一(拓大)○[2−1]●鈴木啓仁(早大)
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【120kg級】
▼準決勝
相澤優人(日大)○[フォール、1P0:50]●村木孝太郎(拓大)
岡倫之(日大)○[2−0]●谷田昇大(拓大)
▼決勝
相澤優人(日大)○[フォール、1P0:20]●岡倫之(日大)