▲一覧ページへ戻る

“グレコローマン最強の男”に総合格闘技入りの噂…ミハイン・ロペス(キューバ)【2010年11月3日】


 今年の世界選手権・男子グレコローマン120kg級で優勝し、2008年北京五輪を含めて4年連続5度目の世界一に輝いたミハイン・ロペス(キューバ=左写真)が同国を亡命しており、米国で総合格闘技入りするといううわさが、米国の総合格闘技サイトなどで報じられている。しかし、掲示板では「それはありえない。彼は今もキューバにいる」という書き込みもあり、真偽は不明。

 同選手は191cm、124kgという恵まれた体を生かし、2002年ころからシニアの世界で台頭。2004年アテネ五輪は5位に終わったものの、2005年世界選手権で初の世界一へ。

 2006年はロシアのハサン・バロエフに敗れて2位に終わったが、2007年から北京五輪を含めて4年連続で世界一へ。その間のパンアメリカンの大会やワールドカップ個人もすべて優勝。豪快なリフト技こそないものの、全盛期のアレクサンダー・カレリン(ロシア)をほうふつさせる成績を残している。

 28歳の若さに加え、スピードもあるヘビー級選手だけに、総合格闘技の世界からすれば、ぜひともほしい人材であろう。結末は?



  ▲一覧ページへ戻る