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プロ格闘家の北岡悟が80kg級で圧勝優勝…全日本コンバットレスリング選手権【2010年3月21日】


 第16回全日本コンバットレスリング選手権は3月20日、東京・町田市総合体育館で行われた。五味隆典などプロ格闘家が出場することで有名になっている同大会だが、今大会は、2008年戦極(現SRC)ライト級GPで五味を破って優勝した北岡悟が2年ぶりに出場。80s級にエントリーし、3試合を完ぺきな試合運びで勝って優勝した。第1試合では、わずか9秒でアキレス腱固めを決め、大会最短一本賞を獲得した。

 60s級には昨年の王者で修斗などで活躍する秋本じんが完勝。66s級ではブラジリアン柔術などを中心に活動している植松直哉が2度目の出場。鮮やかな寝技で他を圧倒し、大会MVPに選ばれた。

 今大会からコンパウンド・レスリングの部門を開始。これは3つの異なったレスリング種目を実施し、トータルでの試合結果を競う競技で、格闘技のスキー複合や、トライアスロンのような位置づけ。第1ピリオドはレスリングのフリースタイル、第2ピリオドはグレコローマン、第3ピリオドはコンバットレスリングで競うルールになっている(試合順序は選手の選択権により異なる)。日本コンバットレスリング協会の木口宣昭会長は「すごく面白い競技」と話し、今後、この種目の普及を目指すことを明言した。


優勝したプロ格闘家。左から北岡、植松、秋本。 各階級優勝選手。

 【60kg級】
[1]秋本じん、[2]阿藤リトル、[3]平川智也、川口智弘

 【66kg級】
[1]植松直哉、[2]村田卓実、、[3]村上貴将、佐藤伸哉

 【73kg級】
[1]岡田章、[2]五十里祐一、[3]鈴木康裕、富山浩宇

 【80kg級】
[1]北岡悟、[2]奈良谷洋一朗、[3]西功寛、成田雅徳

 【+80kg級】
[1]守光博史、[2]水戸芳光


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