男子フリースタイルの全日本チームがベラルーシ遠征へ出発【2010年3月5日】
男子フリースタイルの全日本チームが3月4日、成田発のアエロフロート航空でベラルーシ・ミンスクへ向けて出発した。現地チームほかと合宿したあと、12〜13日に同所で行われる「メドベジ国際大会」に出場し、15日に帰国する。
田南部力監督(警視庁)は「前回(ヤリギン国際大会)と違い、合宿をやってからの試合出場。それぞれの選手がヤリギン国際大会での反省を胸に臨んでほしい」と要望。合宿は旧ソ連の選手がかなり集まる予定で、「やられることや失敗を恐れないでほしい。やられる感覚をつかむことから強くなる。積極的に行くことが大切。実績のない選手が練習を申し出ても断られることがあるので、合宿では顔を売って、どんどん自分から入っていく経験が必要」と話した。
井上謙二コーチ(自衛隊)は「メリハリをつけて合宿と試合をしたい。選手が頑張れる環境を作るようにしたい}と話した。
遠征メンバーは下記の通り。参加予定選手のうち、55kg級の田岡秀規(自衛隊)が負傷のため、参加を取りやめた。
【監 督】田南部力(警視庁)
【コーチ】井上謙二(自衛隊)
【トレーナー】竹内博昭(ハンズコーポレーション)
【帯同審判員】横山二朗(千葉・佐倉西高教)
【選手】
▼55kg級 稲葉泰弘(警視庁)、湯元進一(自衛隊)
▼60kg級 小田裕之(国士舘大)、高塚紀行(日大コーチ)、湯元健一(ALSOK綜合警備保障)
▼66kg級 佐藤吏(ALSOK綜合警備保障)、小島豪臣(K−POWERS)
▼74kg級 長島和幸(クリナップ)
▼84kg級 松本真也(警視庁)