湯元進一（自衛隊）が優勝…デーブ・シュルツ記念国際大会第２日【2010年２月６日】
「デーブ・シュルツ記念国際大会」第２日は２月５日、男子フリースタイルが行われ、55kg級の湯元進一（自衛隊）が４試合を勝ち抜いて優勝した。湯元は初戦でアジア３位のアニル・クマール（インド）を破るなどして勝ち上がり、決勝は五輪に２度出場しており昨年のアジア・チャンピオンの金孝燮（韓国）を２−０で下した。
66kg級の藤本浩平（警視庁）と84kg級の松本真也（警視庁）は敗者復活戦に回りながらも３位決定戦まで進んだが、ともに敗れて４位に終わった。
北京五輪後初の国際大会となった同五輪60kg級銅メダリストの湯元健一（ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）は、２回戦でインド選手にフォール負けを喫して敗者復活戦へ回ったあと、５位に入賞した。
国・チーム別対抗得点は14点で、４位に入った。
各選手の成績は下記の通り（米国式の敗者復活戦方式で実施、撮影＝久木留毅テクニカル・ディレクター）。
 |
 |
 |
 |
 |
| 金メダル獲得の湯元進一選手（自衛隊）と自衛隊の伊藤広道監督。 |
55kg級決勝で韓国選手と闘う湯元進一（赤）。 |
66kg級３位決定戦で韓国選手と闘う藤本浩平（赤）。 |
84kg級３位決定戦で米国選手と闘う松本真也（赤）。 |
両スタイルの日本チームを指揮した佐藤満強化委員長。 |
◎男子フリースタイル
【55kg級】湯元進一（自衛隊） 優勝＝15選手出場
１回戦 ○［２−０(5-1,6-0)］Anil Kumar（インド）
２回戦 ○［フォール、2P1:26(5-0､F)］Brandon Precin（米国）
準決勝 ○［２−０(7-1,6-0)］Paul Donahoe（米国）
決 勝 ○［２−０(3-2,1-0)］Kim Hyo-Sub（韓国）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【60kg級】湯元健一（ＡＬＳＯＫ綜合警備保障） ５位＝21選手出場
１ 回 戦 ○［２−０(7-0,6-0)］Ben Zwaschka（米国）
２ 回 戦 ●［フォール、2P1:52(0-2､F)］Rahul Mann（インド）
敗者復活戦 ○［２−０(4-1,6-0)］Feng Gao（中国）
敗者復活戦 ○［２−０(1-0,1-0)］石田智嗣（早大）
敗者復活戦 ○［フォール、3P1:20(2-2,4-4､F)］Rahul Mann（インド）
敗者復活戦 ●［１−２(0-3,1-0,1-2)］Nate Gallick（米国）
5･6位決定戦 ○［２−０(3-2,6-2)］Coleman Scott（米国）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【60kg級】石田智嗣（早大） 21選手出場
１ 回 戦 ＢＹＥ
２ 回 戦 ○［２−０(1-0,2-0)］Matt Valenti（米国）
３ 回 戦 ●［１−２(1-1,1-3,0-3)］Coleman Scott（米国）
敗者復活戦 ●［０−２(0-1,0-1)］湯元健一（ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【66kg級】藤本浩平（警視庁） ４位＝17選手出場
１ 回 戦 ＢＹＥ
２ 回 戦 ●［０−２(0-2,2-2)］Arslan Arslanov（ロシア）
敗者復活戦 ○［２−０(3-0,1-0)］Cedric Hudson（カナダ）
敗者復活戦 ○［２−０(4-0,8-1)］Angel Cejudo（米国）
敗者復活戦 ○［フォール、2P1:32(1-0､F)］J Jaggers（米国）
敗者復活戦 ○［不戦勝］Corey Jantzen（米国）
３位決定戦 ●［１−２(3-0,0-3,0-1)］Kim Dai-Sung
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【66kg級】森川一樹（山梨学院大） 17選手出場
１ 回 戦 ＢＹＥ
２ 回 戦 ●［０−２(4-7,1-3)］Heinrich Barnes（米国）
敗者復活戦 ＢＹＥ
敗者復活戦 ●［１−２(1-1,0-3,2-3)］Joe Johnston（米国）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【84kg級】松本真也（警視庁） ４位＝15選手出場
１ 回 戦 ●［０−２(0-7,3-3)］Feng Zhang（中国）
敗者復活戦 ○［フォール、1P1:58］James Reynolds（米国）
敗者復活戦 ○［２−０(1-0,2-0)］Jeff Adamson（カナダ）
敗者復活戦 ○［２−０(3-0,6-0)］Brandon Sinnott（米国）
敗者復活戦 ○［フォール、2P1:29(1-3､F)］Ram Vir（インド）
３位決定戦 ●[０−２(1-2,0-4)]Keith Gavin（米国）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【96kg級】磯川孝生（徳山大職） 13選手出場
１ 回 戦 ○［棄権］Korey Jarvis（カナダ）
２ 回 戦 ●［０−２(0-1,0-3)］Pat Cummins（米国）
敗者復活戦 ●［０−２(0-2,0-2)］Eliot Kelly（米国）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【120kg級】下中隆広（国士舘大大学院） 12選手出場
１ 回 戦 ＢＹＥ
２ 回 戦 ●［フォール、1P1:15］Les Sigman（米国）
敗者復活戦 ○［棄権］Joginder Kumar（インド）
敗者復活戦 ●［０−２(0-3,1-4)］Aaron Anspach（米国）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【120kg級】荒木田進謙（専大） 12選手出場
１ 回 戦 ●［０−２(1-2,0-7)］Ryan Flores（米国）
敗者復活戦 ＢＹＥ
敗者復活戦 ●［フォール、2P0:27(0-2､F)］Aaron Anspach（米国）