2009年のFILA女子ベストレスラーに西牧未央(中京女大)【2010年1月27日】



 国際レスリング連盟(FILA)選出の2009年の「ベストレスラー・オブ・ザ・イヤー」の女子部門に、63kg級世界チャンピオンの西牧未央(中京女大=右写真)が選出された。日本選手としては、1998年の浜口京子(72kg級)、2000年の坂本日登美(51kg級)、2002年の吉田沙保里(55kg級)に続き4人目となる。

 FILAの「ベストレスラー・オブ・ザ・イヤー」は世界選手権優勝などにこだわらず、年間を通じて最も活躍した選手を表彰するシステムで、2008年には3スタイルとも北京五輪で2位の選手が選出された。昨年6月の欧州ジュニア選手権の期間中にポイント・システムが改正され、世界選手権(優勝は11点)、ゴールデンGP決勝大会(同6点)、大陸選手権(同6点)の合計得点で決められる。

 西牧は昨年、その3大会すべてに優勝しており、満点の23点を獲得してベストレスラーとなった。男子グレコローマンは66kg級のファリド・マンスロフ(アゼルバイジャン、19点=世界11点、ゴールデンGP6点、欧州2点)、男子フリースタイルは60kg級のゼリムカン・フセイノフ(アゼルバイジャン、22点=世界10点、ゴールデンGP決勝大会6点、欧州6点)がそれぞれ選ばれた。

 2010年の世界選手権(9月6〜12日、ロシア・モスクワ)の期間中に表彰式が行われる。


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