男子グレコローマン120kg級のハサン・バロエフ(ロシア)が戦線復帰へ【2010年1月24日】



 男子グレコローマン55kg級の2008年北京五輪王者ナジール・マンキエフ(ロシア)が第一線に戻ってきたのに続き、同120kg級で2004年アテネ五輪優勝、北京五輪銀メダリストのハサン・バロエフ(ロシア)が休養明けを宣言。戦線に戻ってくることになった。

 バロエフは五輪のあと休養に入り、昨年は試合に出場しなかった。引退ではなく、2012年ロンドン五輪へ向けてより集中力を高めるためで、「休養期間は特別にハードな練習こそしなかったものの、サッカーやランニングなどで体力はキープしていた」という。今月中旬にロシア・チュメンであった「イバン・ボドブニー国際大会」を訪れて試合を視察。五輪後に採用された新ルールを研究した。

 2人の復帰により、男子グレコローマンの北京五輪ロシア代表は、66kg級のセルゲイ・コバレンコ(五輪時32歳)と74kg級のバーテレス・サムルゲシェフ(五輪時29歳)以外の5選手の現役続行が明らかとなった。


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