東地区指導者講習会行われる【2010年1月12日】



 日本協会の指導者育成委員会による東地区指導者講習会が1月9〜11日、東京・味の素トレーニングセンターで行われた。レスリングの普及発展のため、指導者を育成する目的で毎年実施されている。

 第1日は国立スポーツ科学センター(JISS)スタッフによるスポーツ栄養学・心理学・指導法の講義が、第2日と最終日は実技が行われた。実技は、テーピング法やウエートトレーニング法のほか、和田貴広・国士舘大コーチ(日本協会ジュニアコーチ)や藤川健治・自衛隊コーチ(日本協会女子強化委員)ら全日本コーチによる実技指導、斎藤修・日本協会審判委員長による審判講習(公認審判資格審査を兼ねる)が実施された。

 大会のセコンドにつく指導者には講習会の受講を義務付けるという案も浮上している。多賀恒夫・指導者育成委員長は「最近はマナーのなっていない選手やコーチ、キッズ選手の親が多いと聞いている。単に技術や理論を教える講習会ではなく、マナーの重要性を伝える講習会にしていきたい」と、今後の指針を話した。

社会人の指導者へ技を教える藤川健治・自衛隊コーチ 指導者を目指す大学生選手を教える和田貴広・国士舘大コーチ 審判の技術を教える斎藤修審判委員長。「ルールを知ることは強化に役立つ」と説明。

iモード=前ページへ戻る
ニュース一覧へ戻る トップページへ戻る