2010年世界選手権(モスクワ)も試合開始は午後1時【2010年1月10日】



 9月6〜12日にロシア・モスクワで行われる今年の世界選手権の大会要項が明らかとなり、昨年同様、各日とも試合開始が午後1時のスケジュールとなった。午後7時まで予選と敗者復活戦を行い、午後7時半から9時半にファイナル(3位決定戦、決勝)が行われる。計量は、昨年は正午から実施されていたが、今年は各日とも午後6時半となっている。

 レスリングの国際大会は通常、午前のセッションと午後のセッションに分かれ、中間に3〜4時間の休憩を入れて実施されていた。昨年の世界選手権(デンマーク)では集客などの目的で試験的に午後1時に試合を開始。敗者復活戦終了後、30分〜1時間程度の休憩をはさんでファイナルを行い、選手は会場内のレストランで食事をとった。

 国際レスリング連盟(FILA)のラファエル・マルティニティー会長(スイス)は「(セッションの間の)わずかな時間に会場からホテルを往復するのは時間的に無駄。食事の問題がクリアされるなら、この方式の方がいい」と、スケジュールの変更を示唆していた。

 会場は1980年モスクワ五輪でバスケットボールとボクシングの試合が行われた「Olimpiskiyスポーツセンター」で、スポーツの場合は最大で1万6000人を収容できる体育館とのこと。試合日程は下記の通り。


9月6日(月) 男子フリースタイル55・66・96kg級
   7日(火) 男子フリースタイル60・84・120kg級
   8日(水) 男子フリースタイル74kg級、女子48・51kg級
   9日(木) 女子55・59・63kg級
   10日(金) 女子67・72kg級、男子グレコローマン55kg級
   11日(土) 男子グレコローマン60・84・96kg級
   12日(日) 男子グレコローマン66・74・120kg級 


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