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ミラン・エルセガンFILA前会長が死去
【2011年1月13日】


 国際レスリング連盟(FILA)は1月11日、公式ホームページ上で1972年から2002年まで会長を務めたミラン・エルセガン氏(セルビア=当時はユーゴスラビア)が死去したことを報じた。死亡日時は掲載していない。95歳。(左写真=2002年のFILA総会で退任のあいさつをするエルセガン氏)

 同氏はロジャー・クーロン元会長の下で20年間にわたって秘書を務め、クーロン氏のあとに第5代会長に就任。2002年9月の総会で現在のラファエル・マルティニティ会長にバトンタッチするまでまで30年間にわたってFILAを指揮した。

 この間、ワールドカップをスタートさせたり、国際オリンピック委員会(IOC)のメンバーとしてグレコローマンの五輪種目からの削除と闘うなどした。2001年9月に決定した女子のアテネ五輪採用に関しては、同会長とIOCの当時のアントニオ・サマランチ会長とのパイプによるところが大きかった。



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