【特集】2010年全日本選手権 熱戦写真集(3)…男子グレコローマン96kg級 北村克哉−有薗拓真【2011年1月16日】
【男子グレコローマン96kg級 決勝】
北村克哉(赤=ドン・キホーテ)○[2−0(4-0,1-0)]●有薗拓真(山梨学院大)

国立スポーツ科学センター(JISS)ができて以来の体力測定で、日本レスリング界の背筋力の歴代ナンバーワンは男子グレコローマン96kg級の北村克哉の出した260kg。アレクサンダー・カレリン(ロシア)の400kgは別格としても、これだけの数値を出す選手は、外国でもそう多くはいまい。外国選手にも押し負けることが少なくなった北村の成長は、体力強化から来ているのは間違いない。
全日本選手権でも、初戦から決勝まで安定した足腰で相手の攻撃をしのぎ、実力差を見せつけて優勝を飾った。決勝の第1ピリオドはグラウンドでガッツレンチも決め、立ってよし、寝てよしの強さを発揮。今年の国際舞台での活躍が楽しみだ。
五輪V2を含めて世界を6度制した米国史上最高のレスラー、ジョン・スミスは「レスリングはパワーではない。技だ」と言った。当時の日本協会・笹原正三会長は「パワーがあって、パワーに自信があるから、そう言う。パワーのない選手は、絶対に『レスリングはパワーではない』とは言わない」と説明した。パワーはレスリングの必須条件。日本屈指のパワーファイターの今後が期待される(撮影=矢吹建夫) 《VTR》
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| 外国選手にも見劣りしない上半身の筋肉。相手の攻撃にも押し負けることがない。 | 第1ピリオドのグラウンドで、ガッツレンチを決めてみせた。 | 必死に攻めた有薗(青)だが、北村の体は微動だにしない。 |
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| 第2ピリオドのグラウンドの防御では立ち上がりをトライした北村。これも自信の表れか? | 3年連続で全日本王者へ。国内不動の地位を獲得し、世界での飛躍を目指す。 |





