花咲徳栄（埼玉）が学校対抗戦で３年ぶり２度目の優勝…関東高校大会【2011年６月６日】
関東高校大会は６月４～５日、東京・駒沢体育館で行われ、フリースタイルの学校対抗戦は４階級を制した花咲徳栄（埼玉）が55点をマーク。昨年王者の霞ヶ浦（茨城）に８点差をつけて３年ぶり２度目の優勝を遂げた。
花咲徳栄は、84kg級の吉岡靖典主将を筆頭に、昨年高校三冠王の96kg・山本康稀、120kgの山本晋也の重量級が盤石の強さを見せ、50kgの中村倫也が軽量級１階級を制したことで、霞ヶ浦を振り切った。吉岡主将はフリースタイル最優秀選手にも選出された。
２位の霞ヶ浦は花咲徳栄と同じ４階級で決勝に進出したが、60kgの古谷和樹以外が敗れ、連覇はならなかった。３位には優勝者はなかったものの、コンスタントに得点を積み上げた山梨・農林が入った。74kgにはJOCアカデミーに所属し、今年から帝京（東京）に進学した白井勝太が１年生チャンピオンに輝いた。
グレコローマンは韮崎工（山梨）勢が大活躍。50kgのルーキー、文田健一郎、55kgの山田龍誠、60kgの雨宮隆二、96kgの林龍之介ら４名が優勝した。グレコローマンの最優秀選手は、２年生ながら雨宮が選ばれた。
各階級の成績は下記の通り（高校名のあとの数字は学年）。
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| フリースタイル優勝選手 | グレコローマン優勝選手 | フリーＭＶＰの吉岡（左）とグレコＭＶＰの雨宮 |
《一覧表・トーナメント表＝ｐｄｆファイル》
| 男子フリースタイル | 一覧表・得点表 | 50kg級 | 55kg級 | 60kg級 | 66kg級 | 74kg級 | 84kg級 | 96kg級 | 120kg級 |
| 男子グレコローマン | 50kg級 | 55kg級 | 60kg級 | 66kg級 | 74kg級 | 84kg級 | 96kg級 | 120kg級 |
◎フリースタイル
▼50kg級 ［１］中村倫也（埼玉・花咲徳栄２）、［2］高田賢治（埼玉・埼玉栄３）、［3］小林俊瑛（茨城・鹿島学園２）、［4］増山郁人（群馬・館林１）、［5］清宮裕太（茨城・霞ヶ浦３）、［6］櫛田尚邦（群馬・太田商２）、［7］村田拓実（栃木・那須清峰１）、［8］小室弘樹（千葉・野田中央２）
▼55kg級 ［１］阿部宏隆（茨城・鹿島学園３）、［2］樋口黎（茨城・霞ヶ浦１）、［3］杉山雄介（埼玉・花咲徳栄３）、［4］高山凪（栃木・足利大附属２）、［5］金沢誠也（群馬・前橋西３）、［6］難波陽（埼玉・埼玉栄１）、［7］山﨑達哉（東京・自由ヶ丘学園３）、［8］大橋司（山梨・農林２）
▼60kg級 ［１］古谷和樹（茨城・霞ヶ浦３）、［2］輪総威（東京・大森学園２）、［3］浅倉凱斗（東京・自由ケ丘学園３）、［4］谷津北斗（栃木・足利大附属２）、［5］中村悠太郎（埼玉・埼玉栄３）、［6］猪口薫（千葉・八千代松陰２）、［7］杉田強喜（群馬・太田商２）、［8］竹下優樹（神奈川・横浜修悠館３）
▼66kg級 ［１］山縣良嗣（神奈川・日大藤沢３）、［2］栗原吹（群馬・大泉３）、［3］武田壮史（茨城・霞ヶ浦３）、［4］澤田翔人（埼玉・埼玉栄２）、［5］秋元優介（栃木・足利大附属３）、［6］飯島拓也（埼玉・花咲徳栄３）、［7］鈴木海人（群馬・太田商３）、［8］大津武龍（千葉・我孫子東３）
▼74kg級 ［１］白井勝太（東京・帝京１）、［2］山下俊介（茨城・霞ヶ浦３）、［3］小山内光将（埼玉・花咲徳栄３）、［4］進藤英樹（山梨・農林３）、［5］今村聖（群馬・太田商業３）、［6］今泉友太（栃木・足利大附属２）、［7］長島翔平（神奈川・横浜修悠館２）、［8］野島啓志（茨城・東洋大附牛久３）
▼84kg級 ［１］吉岡靖典（埼玉・花咲徳栄３）、［2］大橋主典（山梨・農林３）、［3］長知宏（茨城・霞ヶ浦３）、［4］草野和義（神奈川・磯子工３）、［5］久保信太朗（千葉・八千代松陰３）、［6］田中颯真（東京・関東第一３）、［7］留誠（神奈川・慶応義塾１）、［8］奥州優年（千葉・京葉工２）
▼96kg級 ［１］山本康稀（埼玉・花咲徳栄３）、［2］吉川裕介（茨城・霞ヶ浦２）、［3］梶田秀樹（神奈川・磯子工３）、［4］龍崎遼（千葉・佐倉南３）、［5］樋口源太（栃木・足利大附属３）、［6］中上将貴（山梨・農林３）、［7］宮澤正毅（山梨・韮崎工１）、［8］常盤泰亮（栃木・日本工大駒場３）
▼120kg級 ［１］山本晋也（埼玉・花咲徳栄２）、［2］竹尾駿（群馬・館林商工３）、［3］増田大亮（神奈川・日大藤沢３）、［4］宮内健太（山梨・農林１）、［5］平山仁文（東京・大森学園３）、［6］矢野翔太（栃木・宇都宮商２）、［7］並木誠（群馬・太田商３）、［8］宮原将裕（千葉・京葉工１）
《学校対抗得点》［1］埼玉・花咲徳栄 55点、［2］茨城・霞ヶ浦 47点、［3］山梨・農林 21点、［4］栃木・足利工大付21点、［5］埼玉・埼玉栄19点、［6］茨城・鹿島学園16点 （３、４位は内容による）
◎グレコローマン
▼50kg級 ［１］文田 健一郎（山梨・韮崎工１）、［2］松﨑俊樹（群馬・館林３）、［3］河本 圭智（埼玉・花咲徳栄２）
▼55kg級 ［１］山田龍誠（山梨・韮崎工３）、［2］五十嵐航太郎（千葉・野田中央２）、［3］村上椋（東京・大森学園３）
▼60kg級 ［１］雨宮隆二（山梨・韮崎工３）、［2］高橋尚希（埼玉・花咲徳栄３）、［3］中村旭昇（群馬・館林２）
▼66kg級 ［１］桜井駿（千葉・八千代松陰３）、［2］和智健悟（茨城・霞ヶ浦２）、［3］武井北斗（山梨・農林３）
▼74kg級 ［１］榎本凌太（埼玉・花咲徳栄２）、［2］諸井日尭（千葉・佐倉南３）、［3］石橋源一郎（神奈川・磯子工３）
▼84kg級 ［１］斉藤修弘（群馬・太田商３）、［2］池澤邑樹（埼玉・花咲徳栄２）、［3］井上海輝（東京・日本工大駒場３）
▼96kg級 ［１］林龍之介（山梨・韮崎工３）、［2］山坂京平（山梨・北杜２）、［3］荒金薫（神奈川・横浜修悠館３）
▼120kg級 ［１］金子乾大郎（東京・日本工大学駒場３）、［2］鈴木大輔（茨城・霞ヶ浦２）、［3］井野越啓輔（群馬・館林商工２）