2006年度ナショナル・トレーニング・システム総会

報告・文責=久木留毅


◆日 時 2007年3月28日(水)18時40分〜19時20分

◆参加者 各ブロック責任者および各県委員21名、NTS中央委員3名(大沢友博、佐藤満、久木留毅)

◆報告事項他

◆資料(各ブロック参加校、参加人数一覧表) ⇒ クリック(pdfファイル)

◆各ブロックよりブロック研修合宿の報告

《北海道・東北ブロック》
 ・ブロック内において、2校が不参加。
 ・選抜の結果を見ても、ブロック研修による競技力は向上していると思われる。
 ・ブロック内の高校が全て集まれる機会はNTSブロック研修会しかない。そのため、交流、情報交換の意味からも今後も継続したい。

《関東ブロック》
 ・若干ではあるが参加選手の数が増加している。
 ・ブロック内において、1県のみ不参加。
 ・今後の課題としては、宿舎の料金が高いことから、場所の問題を考える必要がある。

《東海・北信越ブロック》
 ・中学生、女子も参加している。
 ・各高校の終了式が異なるため、日程を調整することが課題である。
 ・ルール対策を含めて、グレコローマンスタイルの指導は毎回来て欲しい。
 ・JOC杯予選等の情報については、静岡県レスリング協会のホームページ上に掲載している。

《関西ブロック》
 ・参加数が若干、減っている。今後は、参加しない県や高校等への働き掛けを行ないたい。

《中国・四国ブロック》
 ・中央からの指導者の参加も多く、様々な面において成果が出ている。参加者は、中学生も含めて毎年増えている。
 ・これまで岡山県が事務局を勤めてきたが、今後は5年後に国体を控えた山口県に事務局を移す予定である。

《九州ブロック》
 ・研修合宿は、競技力の向上だけでなく挨拶や片付け等のマナーについても習慣化するよう指導に努めている。その成果として研修合宿の片付けは全員で行なうことが定着した。
 ・JOC杯ブロック予選も兼ねて実施している(韓国遠征の選抜も兼ねる)。予選への参加だけでなく、研修合宿まで参加するよう呼びかけている。
 ・毎回研修合宿では、フリースタイル、グレコローマンスタイル共に学生が分かりやすく指導して頂き、充実している。

◆NTS中央研修会報告(佐藤満)
 参加者は、強化委員会推薦者10名、ブロック選出者11名(1名欠席)、指導者5名、ナショナルチーム・コーチ5名、インカレ・チャンピオンおよび東日本学生(各大学2名)。

 中央研修会の内容は、モチベーション、運動と栄養、ウエイトトレーニング基本、アンチ・ドーピングの講義、そしてフリースタイル、グレコローマンスタイルの基本・応用技術の習得である。

 来年度からは、ナショナルトレーニングセンター(NTC)が完成するため、さらに充実した研修ができる予定である。

◆各ブロックからの要望
 ・NTS中央研修会への旅費(学生分)を協会より負担して欲しい。
 ・グレコローマンスタイルの指導を毎回希望したい(関東以外の5ブロック)。
 ・ブロック研修会における補助学生の数を増やして欲しい。
 ・中央研修会の日程をもう少し後ろにずらして欲しい(定期試験との兼ね合い)。
 ・中央研修会への参加選抜メンバーの数を増やして欲しい(現2名→3〜4名)。
 ・現在の6ブロックを9ブロックにすることも考えて欲しい(要望があれば協会としては考える)。
 ・参加範囲を県の枠を超えるようにしてはどうか(現在はJOC杯予選との問題をクリアーする必要がある)。

現在、JOC杯予選と研修合宿参加を必須としているのは、以下の4ブロック。
 ◎北海道・東北、関東、東海・北信越、関西

JOC予選のみの参加(研修合宿は参加しなくても良い)を認めているのは、以下の2ブロック。
 ◎中国・四国、九州

以上



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