54		長尾勇気（ながお・ゆうき）＝日体大助手 　1975年４月15日生まれ、26歳。宮崎県出身。宮崎・宮崎工高〜日体大卒。162cm。93年に高校四冠王に輝き、早くから期待されていた。最軽量級が48kg級から54kg級に上がった困難にもめげず、常に全日本トップをキープ。97年から00年にまで４年連続で全日本選手権２位を経て、初の世界選手権代表へ。
58		関川博紀（せきかわ・ひろき）＝新潟・三条工高教 　1973年５月６日生まれ、28歳。新潟県出身。新潟・新潟北高〜日体大卒。167cm。全国大会無冠の高校時代から日体大４年時にレギュラーを獲得した遅咲き選手。98年に全日本初優勝し、99・00年も勝つ。シドニー五輪は予選最終ステージであと一歩及ばなかった。世界選手権は初出場。
63		池松和彦（いけまつ・かずひこ）＝日体大４年 　1979年12月26日生まれ、21歳。福岡県出身。福岡・三井高卒。171cm。高校時代は国体２位が最高。日体大２年の99年に新人戦優勝のほか、全日本学生選手権２位と飛躍。00年に学生王者へ。同年の全日本選手権は３位入賞と急速に力をつけ、今回、世界選手権の代表権を勝ち取った。
69		宮田和幸（みやた・かずゆき）＝クリナップ 　1976年１月29日生まれ、25歳。茨城県出身。茨城・土浦日大高〜日大卒。172cm。中学時代の全国王者。高校・大学時代は２、３位が多かった。99年に全日本選手権63kg級初優勝。シドニー五輪予選最終ステージで出場資格を獲得。同五輪は13位。01年に69kg級へ上げ、今回、世界選手権初出場。
76		小幡邦彦（おばた・くにひこ）＝山梨学院大 　1980年10月17日生まれ、20歳。山口県出身。茨城・霞ケ浦高卒。177cm。97年に高校四冠王。翌年は五冠王に輝く。山梨学院大１年の99年に世界Jr選手権３位のあと、全日本選手権で大方の予想を覆して初優勝。しかしシドニー五輪は逃す。00年も全日本選手権で勝つなどし、今回、世界選手権へ初出場。
85		川合達夫（かわい・たつお）＝群馬・板倉高教 　1973年５月２日生まれ、28歳。群馬県出身。群馬・西邑楽高〜日体大卒。179cm。高校時代に全国高校選抜大会で優勝。日体大で世界に通じる実力をつけ、95年世界選手権90kg級５位。85kg級では99年世界選手権５位を経てシドニー五輪出場。01年は東アジア大会で優勝し、全日本の第一人者をキープ。
97		小平清貴（こだいら・きよたか）＝警視庁 　1978年12月25日生まれ、22歳。茨城県出身。茨城・霞ケ浦高〜山梨学院大卒。181cm。高校時代に国体優勝。山梨学院大へ進み、98年ＪＯＣ杯ジュニアオリンピック優勝など、世界ジュニア選手権出場など経験を積む。99・00年に学生二冠王へ輝き、00年に全日本選手権優勝。今回、初の世界選手権出場。
130		藤田尚志（ふじた・ひさし）＝山梨学院大 　1984年４月２日生まれ、22歳。愛媛県出身。茨城・霞ケ浦高卒。177cm。96年インターハイ王者、97年高校四冠王を経て、98年に1年生の学生王者（76kg級）へ輝く。全日本選手権でも２位。99・00年も85kg級で学生王者となる。01年は２階級アップして初の世界選手権代表権を獲得。

54		村田知也（むらた・ともや）＝滋賀・日野ク 　1977年６月５日生まれ、24歳。三重県出身。三重・松阪工高〜日体大卒。161cm。高校時代に国体で優勝。日体大では１年生で48kg級の学生二冠王へ輝く。その後、階級区分変更で苦しんだが、99年に54kg級の大学王者となり、00年全日本選手権初優勝。今回、世界選手権に初出場する。
58		笹本睦（ささもと・まこと）＝綜合警備保障 　1977年10月22日生まれ、23歳、神奈川県出身。神奈川・向上高〜日体大卒。163cm。高校時代は無冠だったが、日体大で力をつけ、98・99年全日本選手権２位。シドニー五輪予選第二ステージ、国内でのプレーオフを経て同五輪へ出場し８位。その後の世界学生選手権でも優勝。世界選手権は初出場。
63		飯室雅規（いむろ・まさき）＝自衛隊 　1978年２月28日生まれ、23歳。滋賀県出身。滋賀・日野高〜拓大。173cm。高校時代にＪＯＣ杯ジュニアオリンピックで優勝。拓大１年の96年に全日本大学グレコ選手権２位と頭角を現し、98年に学生二冠王。00年は世界学生選手権の69kg級で６位入賞のあと、全日本選手権優勝。世界選手権は初出場。
69		永田克彦（ながた・かつひこ）＝新日本プロレス職 　1973年10月31日生まれ、27歳。千葉県出身。千葉・成東高〜日体大卒。170cm。高校時代はインターハイも国体も出場できなかった。日体大で学生王者へ。卒業後の96年に全日本選手権２位。97年から世界選手権の日本代表をキープし、00年アジア選手権優勝に続いてシドニー五輪で銀メダル獲得。
76		菅太一（すが・たいち）＝日大 　1979年４月８日生まれ、22歳。東京都出身。東京・京北高卒。175cm。高校時代にインターハイなどで優勝。日大1年生の98年に大学王者となり、00年に学生二冠王および全日本選手権優勝と力をつける。01年は東アジア大会２位、アジア選手権優勝と国際舞台で実力を発揮。初の世界選手権に挑む。
85		松本真吾（まつもと・しんご）＝一宮運輸 　1978年３月３日生まれ、23歳。愛媛県出身。愛媛・津島高〜日体大卒。174cm。レスリング不毛の地といわれた愛媛県から国体王者へ。97年全日本選手権で２位に躍進。98・99年に学生二冠王となり、99年全日本選手権初優勝。01年は東アジア大会で勝ち、アジア選手権２位。世界選手権へは初挑戦。
97		森角裕介（もりかく・ゆうすけ）＝日体大 　1979年11月13日生まれ、21歳。長野県出身。長野・北佐久農高卒。183cm。高校時代に全国王者はなく、日体大２年の99年ＪＯＣジュニアオリンピックで初タイトル。00年は全日本学生選手権85kg級で勝ち、１階級上げて全日本選手権優勝と急成長。今回、世界選手権代表権を初獲得した。
130		浜上稔（はまうえ・みのる）＝宮崎・宮崎農高教 　1970年８月17日生まれ、30歳。宮崎県出身。宮崎・日南工高〜日体大卒。183cm。高校時代は全国大会無冠で、日体大に進み91年全日本学生選手権優勝など実績を残す。94年全日本選手権初優勝を経て、95年アジア選手権３位。２度の五輪は逃したが、まだ健在ぶりを発揮し、５度目の世界選手権出場。

46		清水 美里（しみず・みさと）＝ジャパンビバレッジ 　1977年３月25日、岐阜県出身、23歳。岐阜・高山高〜東京女体大卒。ジャパンビバレッジ。152cm。93年に全日本女子選手権３位入賞と世界女子ジュニア選手権44kg級優勝。97・98年に全日本選手権で優勝し、97年は世界女子選手権で５位へ。00年も世界女子選手権の出場権を得たが、８位に終わった。
51		坂本 日登美（さかもと・ひとみ）＝中京女大 　1981年１月４日、青森県生まれ、20歳。青森・八戸工大一高卒。155cm。青森・八戸キッズでレスリングに取り組む。98年に全国高校生選手権50kg級で優勝。99年に全日本女子学生選手権51kg級で優勝し、全日本女子選手権で優勝。00年はアジア選手権で勝ったあと世界女子選手権で優勝。
56		山本 聖子（やまもと・せいこ）＝日大 　1980年８月22日、神奈川県生まれ、20歳。東京・トキワ松学園卒。165cm。94年全日本女子選手権44kg級に13歳で３位入賞。98年全日本女子オープン51kg級を制して初めてシニアのタイトルを獲得。99年に世界女子ジュニア選手権54kg級と世界女子選手権51kg級で優勝。00年も54kg級と56kg級でW世界一へ。
62		岩間 怜那（いわま・れな）＝中京女大 　1979年８月２日、岩手県生まれ。21歳。岩手・宮古商高卒。157cm。高校時代からレスリングを始め、97年全国女子高校選手権61kg級優勝。99年にＪＯＣ杯ジュニア選手権58kg級で勝ち、世界女子ジュニア選手権でも優勝。全日本選手権でも勝つ。00年は世界女子選手権２位。
68		斉藤 紀江（さいとう・のりえ）＝ジャパンビバレッジ 　1978年10月24日、茨城県生まれ。23歳。茨城・土浦日大高〜帝京大卒。高校時代は柔道に打ち込むかたわらでレスリングの大会にも出場。95年全日本選手権70kg級優勝などの実績を持つ。帝京大では柔道に専念したが、昨年の全日本女子レスリング選手権68kg級２位を機にレスリングに専念。
75		浜口 京子（はまぐち・きょうこ）＝浜口ジム 　1978年１月11日、東京都生まれ。22歳。ボディビルを経てレスリングへ。95年に世界女子選手権70kg級出場の機会を経て、96年にアジア女子選手権と全日本女子選手権70kg級で優勝。翌年、75kg級で世界一に輝き、98・99年にも優勝。00年の世界女子選手権は３位に終わる。

　【役員(全体)】

　▼団長　花原勉（日体大教）、▼総務　菅芳松（協会事務局）、▼審判　内藤可三（ニレ接骨院）、福田耕治（大阪・同志社香里高教）、斎藤修（千葉・佐倉南高教）

　【役員(フリー)】

　▼団長　今泉雄策（東京メリヤス）、▼監督　富山英明（日大教）、▼コーチ　和田貴広（協会専任コーチ）、安達巧（日体大職）

　【役員(グレコ)】

　▼団長　大島大和（栃木・足利工大付高教）、▼監督　土方政和（警視庁）、▼コーチ　伊藤広道（自衛隊）、嘉戸洋（福岡大助手）　

　【役員(女 子)】

　▼団長　丸山秀二（丸山工務所）、▼監督　杉山三郎（中京女大教）、▼コーチ　栄和人（愛知・中京女大付高教）、金浜良（ジャパンビバレッジ）、▼総務　大島和子（東京・城西高教）