2008年世界女子選手権 日本選手

(2008年10月11〜13日、東京・代々木第1体育館)


 【団長】丸山秀二(日本協会副会長)

 【監督】栄和人(中京女大職)

 【コーチ】藤川健治(自衛隊)、金浜良(ジャパンビバレッジ)、木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、
       赤石光生(ジャパンビバレッジ)、吉田栄勝(草の美特別支援学校)

 【医師】加藤聖子(日本協会スポーツ医科学委員会)

 【トレーナー】楠原将平(ファクトリージャパン)

48 坂本真喜子(さかもと・まきこ)=自衛隊

 1985年11月20日、青森県生まれ。22歳。愛知・中京女大附高卒。00年全国女子中学生選手権優勝などを経て、姉・日登美(世界V2)を追って中京女大付高へ。02年に全日本選手権48kg級で勝ち(以下同級)、03年は世界選手権に出場して5位。アテネ五輪は伊調千春との争いに敗れて逃したが、05年世界選手権に出場して銅メダル獲得した。その後、伊調千春の壁を破れず、北京五輪出場も逃した。152cm。
51 坂本日登美(さかもと・ひとみ)=自衛隊

 1981年1月4日、青森県生まれ、27歳。青森・八戸工大一高〜中京女大卒。青森・八戸キッズでレスリングに取り組み、98年に全国高校生選手権50kg級で優勝。99年に全日本女子学生選手権51kg級と全日本選手権で優勝。00年はアジア選手権で勝ったあと世界選手権で優勝。01年に世界V2を達成した後、ひざの手術などで戦列を離れたが、04年に復帰し、05年のアジア選手権で優勝し、世界選手権で4年ぶりに優勝。06年の世界選手権でも勝った。07年は55kg級で北京五輪の道を求めたが失敗。しかし51kg級で3年連続世界一へ。全日本選手権も制した。155cm。
55 吉田沙保里(よしだ・さおり)=ALSOK綜合警備保障

 1982年10月5日、三重県生まれ、26歳。三重・久居高〜中京女大卒。少年少女レスリング時代から名をとどろかせ、同世代の大会で無敗。99年世界カデット選手権優勝のあと、00・01年の世界ジュニア選手権で2連覇。02年はアジア大会で勝ち、世界選手権に初出場初優勝。続く全日本選手権でも勝った。03年に世界V2を達成し、04年のアテネ五輪で優勝。05年にワールドカップ、アジア選手権、ユニバーシアード、世界選手権、06年にワールドカップ、世界選手権、アジア大会と優勝を重ね、07年もアジア選手権、世界選手権で優勝。08年1月のワールドカップで連勝記録は途切れたが、アジア選手権で優勝して再起。北京五輪で連覇を達成。156cm。
59 正田絢子(しょうだ・あやこ)=京都・網野ク

 1981年11月3日、大阪府生まれ。26歳。京都・網野高〜東洋大卒。吹田市民教室でレスリングを始め、98年JOC杯ジュニア58kg級で優勝するとともに、16歳で全日本選手権62kg級で優勝の殊勲を挙げた。99年に世界選手権に初出場初優勝。00年はアジア選手権と世界ジュニア選手権で優勝し、01年もアジア選手権で優勝した。その後、負傷で低迷していたが03年にアジア選手権63kg級で優勝。05年に59kg級へ落とし、ワールドカップ、ユニバーシアード、世界選手権と優勝。06年は世界選手権で連覇した。しかし07年の世界選手権は7位。163cm。
63 西牧未央(にしまき・みお)=中京女大

 1987年7月15日、大阪府生まれ。21歳。愛知・至学館高卒。大阪・吹田市民教室時代から全国に名をとどろかせ、全国少年選手権7年連続優勝。中学時代は3年連続で全国大会二冠(全国中学生選手権・全国女子中学生選手権)を制した。04年ジャパンクイーンズカップ59kg級で優勝。05年はアジア・ジュニア選手権と世界ジュニア選手権の63kg級で優勝した。06年もJOC杯ジュニア選手権で勝ち、世界ジュニア選手権で優勝。59kg級の全日本チャンピオンに輝いたが、07年世界選手権出場は逃した。08年全日本選手権は67kg級で優勝。160cm。
67 新海真美(しんかい・まみ)=アイシン・エイ・ダブリュ

  1985年6月7日、滋賀県生まれ。23歳。滋賀・日野高〜中京女大卒。03年にJOC杯ジュニアオリンピックと全国女子高校選手権で優勝したほか、世界ジュニア選手権72kg級に出場。04年全日本学生選手権優勝と力をつけ、05年はアジア・ジュニア選手権、世界ジュニア選手権、ユニバーシアードで優勝を重ねた。06年は全日本選手権2位へ。07年ジャパンビバレッジクイーンズカップで優勝。06〜08年にワールドカップに出場。158cm。
72 浜口京子(はまぐち・きょうこ)=ジャパンビバレッジ

 1978年1月11日、東京都生まれ。30歳。ボディビルからレスリングへ。96年にアジア選手権70kg級で優勝。翌年、75kg級で世界一に輝き、99年まで3連覇。00年の世界選手権は3位に終わり、01年も4位で世界一奪還ならなかったかが、02年に返り咲いた。同年はほかにアジア大会、ワールドカップでも優勝。03年に5度目の世界一へ輝いた。04年はアテネ五輪で銅メダルを獲得し、全日本選手権で9度目の優勝を飾った。05・06年は世界選手権2位。07年はアジア選手権で優勝したものの、世界選手権は9位。08年はアジア選手権優勝、北京五輪3位。170cm。



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