男子フリースタイル60kg級 湯元健一(ゆもと・けんいち)
五輪最終予選で出場権を獲得、その後の国内最大の激戦階級を勝ち抜く! その精神力はピカ一!
【生年月日・年齢】1984年12月4日、23歳
【出身】和歌山。和歌山・和歌山工高〜日体大卒
【所属】日体大助手
【身長】165cm
【成績】和歌山工高時代の01年にアジア・カデット選手権4位、02年に全国高校選抜大会とインターハイで優勝。日体大へ進み、03年に東日本学生秋季新人戦60kg級(以下同じ)優勝、04年にJOC杯ジュニアで勝ち、アジア・ジュニア選手権3位と力を伸ばした。
04年は全日本学生選手権で3位のあと、全日本選手権で3位に入賞。05年冬の全日本チームの欧州遠征に抜てきされた。05年はユニバーシアード予選を勝ち抜くことはできなかったが、明治乳業杯全日本選抜選手権で初優勝し、全日本王者の小島豪臣とのプレーオフに勝って世界選手権への出場権を手に入れた。世界選手権は13位。
05年の全日本選手権で初優勝。しかし翌06年の全日本選抜選手権で勝てず、日本代表を逃したが、07年に返り咲き。7月のベログラゾフ国際大会で2位となり、国際大会で初のメダルを獲得した。06年世界選手権で3位に入賞した高塚紀行に相性はいいことから、「世界3位より強い男」と呼ばれるようになった。
07年7月の「ベログラゾフ国際大会」(ロシア)で3位に入賞し、シニアの国際大会で初めてメダルを獲得。2007年世界選手権は初戦敗退。その後の全日本選手権は2位となり、北京五輪への道が閉ざされかけたが、08年5月の予選最終戦出場のチャンスを生かして五輪出場権を獲得。その後の国内の最後の闘いを勝ち、北京五輪出場を決めた。
■主要大会成績
年 度 全日本選抜選手権 全日本選手権 アジア選手権 世界選手権 その他の主な国際大会 2008年 −− −− 2007年 2位 2位 −− 22位 2006年 4位 優勝 −− −− 2005年 優勝 優勝 −− 13位 2004年 −− 3位 −− アジア・ジュニア選手権3位
国際大会成績
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