日本協会専務理事に高田裕司氏…新体制決まる




　日本協会は３月22日、都内で全国評議会と理事会を開催し、平成15年度予算案、事業計画、および新理事を承認した。その後、新理事による理事会が行われ、会長には15日に理事会で承認された福田富昭専務理事の昇格が正式決定し、専務理事に高田裕司・山梨学院大監督が選出された。

　専務理事を補佐する常務理事に今泉雄策（敬称略、以下同じ）と清水守が就任。副会長は、従来の太刀川恒夫、花原勉、鈴木啓三に衆議院議員の松浪健四郎が加わった。

　平成15年度予算は、昨年の女子の活躍によって日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）などからの補助金が増え、総額は約１億円増の３億800万円。アテネ五輪の男女の金メダル獲得を目標に、重要な年と位置づけ、強化重視の予算となっている。具体的には、４月に「アテネ五輪強化対策本部」を新設し、具体的な強化策を展開する。ＪＯＣゴールドプランに基づく一貫強化策の拡充もはかる。

　新理事と専門委員長は下記の通り。

◎理事

　【会長指名理事】吉田義勝、清水守、高田裕司、下田正二郎、村本健二、富山英明、江藤正基、大島大和、馳浩、内藤可三、土方政和、多賀恒雄

　【北海道ブロック】鎌田誠、【東北ブロック】佐藤博俊、【北陸ブロック】和田喜久夫、【関東ブロック】沼尻久、【東京】川野俊一、【東海】米山巌、【近畿】（未定）、【中国】梶川政文、【四国】高西一宏、【九州沖縄】阿部民憲

　【全国社会人連盟】藤森安一、【全日本学生連盟】関正、【全国高体連専門部】中根和広、【全国中学生連盟】池田進、【全国少年連盟】今泉雄策、【全日本女子連盟】鈴木光、【全日本マスターズ連盟】村上功

◎専門委員長

　【総務】村本健二、【財務・事業】馳浩、【審判】内藤可三、【強化】富山英明、【指導者育成】多賀恒雄、【組織普及】関正、【国際交流】下田正二郎、【広報】藤森安一、【段位審査】江藤正基、【スポーツ医科学】増島篤、【総合格闘技】谷津嘉章、【選手】荒木祐治



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