2008年国体から参加選手が17%減



 日本体育協会の国体改革案が進み、日本レスリング協会は「17%減の702選手」への削減案を受け入れた。08年大分大会からの実施が有力。一方で女子種目採用を要望し、05年度をめどに実施へ向けた基本方針を検討していくことになった。

 日本体育協会は肥大化した国体のスリム化を目指し、参加人員の削減を40競技団体に提示。この中で35団体が合意に達した。アーチェリー、アイスホッケー、自転車が削減に反対。バレーボールと体操は削減には合意したが、種目(バレーボール=9人制、体操=新体操少年男子)の廃止に反対し、協議が続けられる。

 また、開催地に有利な形で行われることが多かった組み合わせ抽選会を公開で実施することや、競技別に行われる開始式の原則廃止も決まった。

 国体は、今年が静岡(レスリングは稲取)で行われ、以後、04年=埼玉、05年=岡山、06年=兵庫、07年=秋田、08年=大分、の開催が決定または内定している。




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