全日本女子チームが始動




 全日本女子チームの2003年最初(02年度第7次)の合宿が1月17日、東京・国立スポーツ科学センターに全日本選手権の上位入賞者などを集めてスタートした。合宿は22日まで。

 1月28日からは5選手がロシア遠征に向い、2月1〜2日にクラスノヤルスクで行われる「ヤリギン国際大会」に出場。その後、ドイツ・フランクフルトでドイツ、ポーランドなどと合宿し、9日に帰国する。また2月8〜9日に米国コロラドスプリングスで行われる「デーブ・シュルツ・メモリアル大会」に、48kg級の山本美憂(PUREBRED)と55kg級の山本聖子(日大)が自費での参加を希望し、全日本女子連盟が承認した。

 ロシア・ドイツ遠征メンバーは下記の通り。

 
【役員】鈴木光(ジャパンビバレッジ)、金浜良(ジャパンビバレッジ)

 
【選手】▼48kg級 吉村祥子(TBC東京)、坂本真喜子(愛知・中京女大付高)、▼63kg級 正田絢子(東洋大)、▼67kg級 斉藤紀枝(ジャパンビバレッジ)、▼72kg級 浜口京子(浜口ジム)


合宿に先立ち、鈴木強化委員長ほかコーチからあいさつ。
 スパーリングする山本美憂(左)と坂本真喜子。2人の闘いはアテネ五輪代表決定まで続く?
     
日本オリンピック委員会(JOC)の強化指定A選手となった(左から)吉田沙保里、伊調千春、伊調馨、浜口京子。潤沢な強化費で確固たる実力養成が期待される。
        
捲土重来(けんどちょうらい=巻き返し)を狙う前世界チャンピオンの坂本日登美。 五輪へ向けて階級選択に悩む斉藤紀枝。




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