【熱戦写真】女子ワールドカップ予選3位決定戦(ウクライナ戦)【2009年3月23日】



 ◎3位決定戦 日本 ○[6−1]●ウクライナ

【48kg級】 三村冬子(日大)●[1−2(@-1,1-@,2-A)]○BALUSHKA Lyudmyla(ウクライナ)
 《試合経過》第1ピリオドの序盤、相手の首投げを受けてしまった三村。何とか1点に抑え、逆にバックを取って1−1。そのままタイムアップで、ラストポイントによって先制。第2ピリオドは中盤に三村がタックルで1点を先制したものの、ラスト30秒にタックルを決められ1−1。ラストポイントによってこのピリオドを落とした。
 第3ピリオドは中盤に三村が胴タックル。相手は腰投げのようにして投げる。当初は三村に1点。ここで相手のチャレンジがあり、ビデオチェックの結果、三村が2点で相手が1点。しかしラスト1秒、首投げにかかってしまい、相手に1点が入って、2−2のラストポイントで敗れた。日本は体が返っていないとしてチャレンジをしたが、選手の手が上がった後ということで却下された。
【2P】第1Pを取ったあと、タックルで1点を先制した三村(赤)だが。 【3P】2−1でリードしながら、ラスト1秒に首投げを受けてしまった。

【51kg級】 堀内優(京都・網野高)○[2−0(2-0,1-0=2:11)]●KOHUT Oleksandra(ウクライナ)
 《試合経過》第1ピリオドの開始早々に堀内がバックを取って1−0。ラスト34秒にも胴タックルで1点を加え、2−0で先制。第2ピリオドは2分間を0−0。ボールピックアップでクリンチの攻撃権を得た堀内が、やや粘られたが最後は確実にテークダウンを決めた。
【1P】右肩負傷のハンディを負いながら闘う堀内(赤)。 【2P】クリンチの攻撃権を得た堀内が粘られながらもテークダウン。

【55kg級】 松川知華子(ジャパンビバレッジ)○[フォール、1P1:53(F4-0)]●PTITSYN Antonina (ウクライナ)
 《試合経過》第1ピリオド序盤、松川がタックルで1点を先制。さらにタックルで1点を加え、グラウンドでうまく回して2点を追加。さらにグラウンドで攻めて、フォールを決めた。
【1P】松川(赤)はテークダンを奪い、グラウンドで攻撃する。 【1P】最後はまさたさき気味に相手の体を貸してフォール。

【59kg級】 山名慧(中京女大)○[2−1(0-2,4-3,3-0)]●VASYLENKO Ganna(ウクライナ)
 《試合経過》第1ピリオド1分すぎ、山名はがぶり返しを受けて2失点。0−2でこのピリオドを落とした。第2ピリオドは30秒にタックルからアンクルホールドで2−0とリード。しかしラスト10秒に3点のタックルを決められて2−3へ。勝負をあきらめなかった山名は、相手をがぶったあと、がぶり返しで2点を取り、執念の逆転勝ち。
 第3ピリオドは20秒に山名の片足タックルが決まって2点。ニアフォールを5秒以上続けて1点を加え、3−0とした。
【2P】2−3でリードされている山名(赤)はラスト2秒にがぶり返し。 【3P】勝負のピリオド、山名がタックルで攻めた。

【63kg級】 西牧未央(中京女大)○[2−1(2-0,1-2,4-0)]●CHERKASOVA Alla(ウクライナ)
 《試合経過》第1ピリオド1分5秒、西牧はがぶられながらも相手を場外に押しだして1点。終盤には相手のタックルをかわして1点を加えた。第2ピリオドは序盤にがぶりからバックを取って1点を先制。しかし終了間際に巻き投げを受けてしまい、こらえたが1点を取られ、1−1のラストポイントでこのピリオドを落とした。日本陣営は0点だとしてチャレンジしたが、判定は変わらず。
 第3ピリオドは50秒に西牧がタックルで1点を先制。相手の首投げをこらえて1点を加え、ラスト10秒にもタックルで1点を取った。
【2P】相手のタックルをしっかりがぶり、バックを取った西牧(赤)。 【3P】勝負のピリオドは地力の差を発揮してポイントを重ねた。

【67kg級】 井上佳子(中京女大)○[2−0(1-0,=2:03,1-0)]●MLYNARSKA Viktoria(ウクライナ)
 《試合経過》第1ピリオドは2分間を0−0で終わり、ボールピックアップでクリンチの攻撃権を取った井上がテークダウンを決めた。第2ピリオドもなかなかポイントが取れなかったが、1分40秒、井上がタックルから場外に出して貴重な1点を取り、勝負を決めた。
【1P】一進一退で決め手に欠いたが、クリンチから勝った井上(赤)。 【2P】タックルで1−0としたあと、相手の攻撃をしのぐ井上。

【72kg級】 佐野明日香(自衛隊)○[不戦勝]●VASHCHUK Oksana(ウクライナ)

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