4月からJOCアカデミーに男子1選手、女子2選手が加入【2009年3月16日】



 今年度からスタートした日本オリンピック委員会(JOC)のエリート・アカデミーのレスリングに男子1選手、女子2選手が加わる。また、専任コーチに由井俊郎さんが退任し、1983年グレコローマン57kg級世界チャンピオンの江藤正基さん(元自衛隊=右写真)が就任。選手の強化育成にあたる。

 新年度に入校するのは、昨年の全国少年少女選手権で7連覇を達成した澤太朗選手(吹田市民教室)、同選手権で4連覇を達成した木村遥陽選手(青森クラブ)、柔道で全国中学生チャンピオンになった村田夏南子(愛媛・松山西中)。澤選手と木村選手はナショナルトレーニングセンター(NTC)そばの稲付中学に通い、村田選手は安部学院高校に通う。

 「JOCエリートアカデミー」は素質ある若い選手に対する“エリート強化システム”。NTCに選手を住ませ、専門のスタッフが強化から日常生活まで管理し、トップアスリートを目指させる。選手たちは親元を離れ、NTCそば学校に通いつつ世界を目指す。NTCには寮母、栄養士もつき、日常生活まで面倒を見るシステムで、昨年からスタート。昨年は卓球とレスリングだったが、今年からフェンシングが加わった。


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