男子フリースタイルの全日本チームが今年3度目の合宿スタート【2009年2月27日】



 男子フリースタイルの全日本チームが2月26日、東京・ナショナルトレーニングセンター(NTC)で今年3度目、欧州遠征から帰国して最初の合宿をスタートさせた。全日本1・2位の選手のほか、専大、日大、早大、中大、自衛隊の選手が通いで参加し、総勢100人を超える選手がマット6面で汗を流した。

 佐藤満強化委員長(専大教=右写真中央)は今回の合宿を「1次合宿で体力測定、2次合宿で練習試合をやった。海外遠征を終えて、これまでの成果を確認し試す合宿」と位置づけ、「見つけた課題ひとつひとつに緊張感をもって取り組んでほしい」と注文した。

 また、「海外では体力がないと勝てないことが分かったと思う」と、引き続きの体力アップを求めるとともに、「攻め続けるレスリングの完成を目指してほしい」と話した。合宿は1日まで。その後、欧州遠征から帰国するグレコローマン・チームとともに14日〜21日に第4次合宿に入る。


6面マットで総勢100人を超える選手が汗を流した。 田南部力コーチ(右)が湯元進一と“真剣勝負”。 巻き返しを期す2006年世界3位の高塚紀行も元気に参加。 最後は腕立て伏せ連続100回。練習の最後だけにきつそうだった。

《iモード=前ページへ戻る》
《前ページへ戻る》