女子59kg級 正田絢子(しょうだ・あやこ)


 【生年月日・年齢】1981年11月3日、24歳

 【出身】大阪府。京都・網野高卒

 【所属】ジャパンビバレッジ、東洋大通信過程在学中

 【身長】163cm

 【成績】少年少女レスリングの名門、吹田市民教室でレスリングを始め、98年JOC杯ジュニア58kg級で優勝するとともに、16歳で全日本選手権62kg級で優勝の殊勲を挙げた。同年の世界ジュニア選手権は3位。

 99年に世界ジュニア選手権63kg級で優勝し、世界選手権62kg級にも初出場初優勝。00年はアジア選手権62kg級と世界ジュニア選手権63kg級で優勝したが、世界選手権は出場を逃した。01年はアジア選手権62kg級で優勝した。

 その後、負傷で低迷していたが、03年にアジア選手権63kg級で優勝。しかしアテネ五輪へ向けての伊調馨との争いに敗れ、五輪出場はならなかった。

 05年に59kg級へ落とし(以下同じ)ジャパンクイーンズカップで優勝。ワールドカップで勝ったあと、中西はつみとの世界選手権代表プレーオフに勝った。その後、ユニバーシアードで優勝。世界選手権で6年ぶり2度目の世界一に返り咲いた。

 06年全日本選手権は山本聖子に敗れたものの、06年のジャパンビバレッジクイーンズカップとプレーオフで勝って世界選手権の代表権を獲得。6月にはゴールデン・グランプリ決勝大会で優勝した。



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1999年(スウェーデン) 優勝 予選1回戦 [6−1] Andersson, Lotta(スウェーデン)
  (63kg級)   予選2回戦 [F2:21=4-0] Oertli, Annika(ドイツ)
      予選3回戦   BYE
      決勝T1回戦 [4−3] Hartmann, Nikola(オーストリア)
      準決勝 [F1:29=3-0] Hofweber, Jane(カナダ)
      決  勝 [5−2] Meng, Lili(中国)
2005年(ハンガリー) 優勝 1回戦 [2−0] Alkar Tomar Sh. N. Singh(インド)
(59kg級)   2回戦 [F1P1:54] Yuliya Ratkevich(ベラルーシ)
    3回戦 [2−0] Lene Aanes(ノルウェー)
    準決勝 [1P0:36] Ida-Theres Karlsson(スウェーデン)
    決 勝 [2−0] Marian Sastin(ハンガリー) 
※2005年のスコアははピリオドスコア
 【2003年】
6月 アジア選手権 優勝 予選1回戦   BYE
  (63kg級)   予選2回戦 [F2:55=10-0] Chuang, Shu-Fang(台湾)
      予選3回戦 [7−2] Hang, Jin-Young(韓国) 
      決  勝 [TF4:11=0-10] Geetika, Jakhar (インド)
10月 ワールドカップ(63kg級) 8位 リーグ6回戦 不戦勝(ギリシャ)
     
 【2004年】                        
7月 カナダカップ 優勝 準決勝(初戦) [F] Yaniik, Viola(カナダ)
  (63kg級)   決  勝 [F] Hennick,Helen(カナダ)
     
 【2005年】                      
5月 ワールドカップ 優勝 予選1回戦 [2−1] Sally Roberts(米国)
  (59kg級)   予選2回戦   BYE
      予選3回戦 [2−0] Viktoria Zagaynova(ロシア)
      決  勝 [F1:46] Natalia Synyshin(ウクライナ)
8月 ユニバーシアード 優勝 予備戦 [F1P1:10] Maite Piva(フランス)
  (59kg級)   1回戦 [2−0] Breanne Graham(カナダ)
      準決勝 [2−0] Elena Komarova(ウクライナ)
      決  勝 [2−0] Justyna Barciak(ポーランド)
9月 世界選手権 優勝 1回戦 [2−0] Alkar Tomar Sh. N. Singh(インド)
  (59kg級)   2回戦 [F1P1:54] Yuliya Ratkevich(ベラルーシ)
      3回戦 [2−0] Lene Aanes(ノルウェー)
      準決勝 [1P0:36] Ida-Theres Karlsson(スウェーデン)
      決 勝 [2−0] Marian Sastin(ハンガリー) 
                           
 【2006年】                        
4月 アジア選手権 優勝 1回戦 [F1P1:34] Gao Pei(中国)
  (63kg級)   準決勝 [2−0] Odonchimeg(モンゴル)
      決 勝 [F2P1:52] Shalygina Elena(カザフスタン)
6月 ゴールデンGP決勝大会 優勝 1回戦  
  (59kg級)   準決勝  
      決 勝  
                           
※2005年から2分×3ピリオド制にルール変更。結果はピリオドスコアを明記。
※ワールドカップは団体戦をやりながら、個人の順位も決定。


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